プロローグ ページ1
NOside
ある男はこう言った、その出会いはあまりにも運命的だったと。
その日、梵天幹部である彼ら(灰谷兄妹 三途 九井 鶴蝶)は、
柄にもなく揃いも揃ってテレビを見ていた。
三｢楽しみだなぁ〜
俺の輝かしきテレビデビュー！！｣
蘭｢うるせぇぞ、蘭ちゃんの綺麗な顔面が見えねぇだろうが♡｣
三｢なんだと！！灰谷兄！！｣
竜｢お前は少し黙れ。｣
3人のガチャガチャした様子を少し後ろで見ている九井と鶴蝶。
そう、今日は輝かしき梵天のテレビデビュー(自称)の日である。
テレビデビューといっても、一般的なテレビデビューとは違う。『近年の犯罪組織特集』といった番組である。
そんなことはどうでもいいと言わんばかりに、
彼らは楽しみに放送を待っていた。
三｢おい、お前マイキー来るから場所空けろ〜♡｣
テレビデビュー(自称)を楽しみにしていたのは彼らだけではない。
我らが首領であるマイキーでさえも梵天が取り上げられるのを少し楽しみにしていたのである。
三途はマイキーを自分の隣に座らせウキウキでテレビを見る。
竜｢なぁ、CM長くないか？｣
三｢こいつらスクラップにするか！！｣
なかなかあけないCMにイライラする彼ら。
しかし...出会いとはどこにころがっているか分からないものである。
そう、そのCMは突然流れた。
香水のCMで、男女兼用で使えるもの。
今人気急上昇のアイドルが出演していて特に何の変哲もないCMのはずである。
『この香水を使えば気になるあの子もイチコロ！！
あなたのハートに〜ばっキュン♡♡♡♡』
可愛らしいアイドルが拳銃のポーズを取り、
テレビに向かって撃ち抜く真似をする。
梵天一同｢｢｢｢｢｢...ずっっっっきゅーん｣｣｣｣｣｣
あろう事か、本当に撃ち抜いてしまったのだ。
梵天幹部彼らのハートを。
竜｢これはやばい...｣
マ｢天使だ...｣
各々キャラ崩壊と言わんばかりの反応をする。
これから始まる自分達のテレビデビューなんてもうどうでも良くなった。
それほど、彼らの中に激震が走ったのだ。
さっきのアイドルはどうやら哀乃Aと言うらしい。
彼らの手にかかればイチコロだ。
入ってる事務所そして年齢はもちろんファンならそこまで知らないであろう情報...住んでる場所まで直ぐに特定した。
そして、各々人生初めての"推し活"を始めたのであった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 583人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東京リベンジャーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しゅーくりーむ。 - 夜空さん、それもいいですね！それでヤッてくれたら最高ですよね…ﾎﾞｿｯ (1月10日 18時) (
レス) @page12 id: e51a54572c (このIDを非表示/違反報告)
夜空 - 灰谷兄妹だと竜胆が妹になっちゃう!!!嫌、それも有り、、、ﾎﾞｿｯ (2022年9月3日 19時) (レス) @page12 id: 89b4ed43fb (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 夢主人公のイラストが見てみたいです (2021年12月26日 16時) (レス) @page8 id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)
メロン兎(プロフ) - しおらんさん» ありがとうございます！！めちゃくちゃ嬉しいです！頑張ります！！ (2021年12月23日 8時) (レス) id: 9dfc47ccde (このIDを非表示/違反報告)
しおらん(プロフ) - 凄く好きです！これからも皆とのわちゃわちゃ生活みたいです！更新頑張って下さい！ (2021年12月22日 16時) (レス) @page8 id: d42d8a020d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：メロン兎 | 作成日時：2021年12月21日 7時
