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八、織田から ページ10

数日後、我が本丸には多くの刀を迎えた


〜畑〜





『おーい。薬研、長谷部』

長谷部「主!」
薬研「おお、大将じゃないか。見回りか?」
『まあな・・・
 しかし、やはり長谷部がいるだけあって早いな』


もう今日の分が終わってる・・・


長谷部「全ては主命です!
  貴方様への恩為に、このくらい軽くこなしてみせましょう!!」


〜回想:豊臣時代〜





『官兵衛さん!こんにちは』

官兵衛「おお!(人1)じゃないか!!」((ズリズリッ・・・
?「ヤレ、その姿で(人1)に近寄るでない」((ドゴゥッ

官兵衛「ぐふうっ!?」((ドゴッ
『刑部さん・・・(汗』



『あれ、この刀どうしたんだ!?』

官兵衛「ああそれはな、

  降ってきたんだ!」


『え・・・?』

官兵衛「刑部にこの手枷を付けられた日にな」

『こ、これ・・・へし切長谷部だぞ!?第六天魔王の!!』

官兵衛「・・・え、えええええええ!?ま、魔王ーーー!?」
『知らないで持ってたのか!』



官兵衛「と、とりあえず飾っとくか・・・?」

『官兵衛さん、それは駄目だ。刀というのは本来戦で使う物。
 刀を持つ者は戦で刀を振るい、その刀を真剣にしてやるという義務がある。
 
 戦で使わず、鑑賞用の刀もあるだろう。
 
 だが、その刀の切れ味は素晴らしい。戦で使うべき刀だ。

 見た目もさることながら、よく切れるその刀は飾られることを望んでいないだろう』



官兵衛「お、おお・・・(汗」



〜回想終了〜





薬研「物理と私理論のごり押しだな・・・(汗」

『私がまだ、豊臣軍じゃない頃にな。
 尾張に行った時、蘭丸に見せてもらったんだ』

長谷部「貴方が私を憶えていてくださらなかったら、
  あの不幸男に飾られているところでした・・・」
『こらこら・・・でも、刀の気持ちぐらい分かるさ』

薬研「そういうもんか?
  (う〜ん・・・ああ、大将も主持ちだからか)」



薬研「・・・んで、その官兵衛とかいう奴の手枷は外してもらえたのか?
  外さないと刀振れないだろ?」

『流石薬研。それは長谷部のあの表情を見れば分かる』

長谷部「」←

薬研「あはは、そうか」



『じゃあ私は小屋の方見てくる』

長谷部「あ、主!主命を!!」

『じゃあ、手合わせ組の方見てきてくれ。私も後で行く。』
長谷部「主命とあらば!!」((シュバッ

薬研「(速い・・・)俺っちはどうすればいい?」



『厨房に大副があるから、食べていいよ。』
薬研「本当か!?」

終わり←七、愛されて



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作者名:佐吉 | 作成日時:2015年8月13日 22時

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