憩 ページ10
慣れない着物で電車に揺られる。
この着物....なんか高そうだな....。
電車から降りて、
"斎"の文字がかかれた連絡先を見つめながら
高専の門まで歩く。
___向かい側から人が来るのがわかった。
五「 あ!Aじゃ〜ん!!
どうしたのその格好〜!!可愛いね〜!
浅草の任務早めに終わった??
ちょっと写真撮らせて!!」
特に気にせず門に入ろうとすると、
聞き覚えのある声に顔をあげる。
五条先生....と乙骨だ。
二人で帰ってくるの、珍しいな。
合同任務だったのかな。
五「...ていうかこの着物、すごく質がいいね。
自分で買ったの?」
『えっと... 祓ったお礼にって、
着物とか食べ物とか頂いちゃって...』
五「...そりゃまた随分と気に入られちゃったね。
この簪、ガラスだから割らないように
気をつけなよ〜!」
そんな事を言いながらすたすたと門をくぐっていく。
乙「.......綺麗だね。
この簪、誰につけてもらったの?」
『女性だよ。斎のお母さ___ 』
乙「イツキ?」
乙骨の簪をなぞる手が止まる。
乙「.....友達かな?笑
楽しめたみたいだね。 よかった。」
そういって門まで歩いていった。
.....怖かった。
着物を脱いでシャワーを浴びるために、
ゆっくりと女子寮まで歩き出した。
シャワーから出て冷蔵庫のお水を飲もうとすると、
今日の朝、切らしてしまった事を忘れていた。
『うわ....さいあくだ......』
近所のスーパーに買いに行ってもいいけど、
夏のお風呂上がりには勝てず、
校舎内の自販機に行くことにした。
.......あんまり行きたくない場所だけど。
校舎を歩いていると、
斎から電話がかかってきて
急いで空き教室に入る。
........誰もいなくてよかった。
通話ボタンを押した。
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花怜?ゃ?(プロフ) - 心臓発作で何回か多分死んだと思います。結構真面目に。 (9月28日 23時) (レス) @page50 id: 9817e1bb68 (このIDを非表示/違反報告)
おお - この作品マジで良すぎる (9月6日 15時) (レス) id: f8eccd899a (このIDを非表示/違反報告)
学校ダルいぜ - さ、最高すぎるヤバーイ (5月23日 19時) (レス) @page50 id: fc78fe5922 (このIDを非表示/違反報告)
より - なんですか…最高すぎます… (2022年8月9日 10時) (レス) @page49 id: a4b87ae2ae (このIDを非表示/違反報告)
m(*_ _)m - この感じで日常的な続き読みたいなと思いました……この作品大好きでず…… (2022年7月13日 12時) (レス) @page50 id: 80a9551d89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:小石 | 作成日時:2022年7月5日 23時