当日 ページ35
『ッごめん!!!待った!?!?』
斎「いや、全然笑」
慣れない下駄を履いて斎のもとへ走る。
ていうか、、、
______ 斎、浴衣似合いすぎ....。
斎「大丈夫?下駄で足痛かったりする?」
『ッううん平気!』
斎「ほんと?良かった。
...すごく似合ってる。浴衣。」
そんなに改めて言われると、
少し恥ずかしくなる。
斎「髪も、....すごく綺麗」
『あ....りがと』
斎「......ッじゃ行こっか」
門から一つ通りを抜けると、
『.....うっわぁ....』
人がごった返して溢れている。
斎「ッッごめん。
.....はぐれないように、いいかな」
私の手のひらをぎゅっと掴んだ斎の顔は
赤いように見えた。
さっきまでは、
緊張しないように頑張ってくれてたのかなと
少し笑んでしまう。
『あ!もしかしてあれ?』
斎「そうだよ。笑 苺のね。」
斎が腕を引いて案内してくれた方角に、
一際目立つ屋台が出ていた。
『.........おいしい〜!!』
斎「ふふ。良かった。
夏の苺の品種なんだって。珍しいよね 」
『そうなんだ! 確かに、珍しいね 』
かき氷の美味しさに、頬が緩んでしまう。
....結局お金は斎に払われてしまったけど。
懲りずに苺飴を食べ、
金魚掬いやヨーヨー釣り、輪投げなどを楽しんだあと
近くの公園まで移動する事になった。
人多いしな....。
斎「去年より全然人多いや。これ」
『あ、やっぱりそうなんだ。
結構ごった返してるね』
時間は速いもので、
気づけば公園の時計台は午後八時を指していた。
運良く公園のはじの方のベンチが空いていて、
二人で腰掛ける。
斎「.......... 」
『.......どうしたの?斎 』
斎の少し考え込むような表情に、声をかけた。
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花怜?ゃ?(プロフ) - 心臓発作で何回か多分死んだと思います。結構真面目に。 (9月28日 23時) (レス) @page50 id: 9817e1bb68 (このIDを非表示/違反報告)
おお - この作品マジで良すぎる (9月6日 15時) (レス) id: f8eccd899a (このIDを非表示/違反報告)
学校ダルいぜ - さ、最高すぎるヤバーイ (5月23日 19時) (レス) @page50 id: fc78fe5922 (このIDを非表示/違反報告)
より - なんですか…最高すぎます… (2022年8月9日 10時) (レス) @page49 id: a4b87ae2ae (このIDを非表示/違反報告)
m(*_ _)m - この感じで日常的な続き読みたいなと思いました……この作品大好きでず…… (2022年7月13日 12時) (レス) @page50 id: 80a9551d89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:小石 | 作成日時:2022年7月5日 23時