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『...........おっこつ......』










付き合っている時、


時間がある時だけ


私の髪をアレンジしてくれていたのを思い出す。









.....乙骨、できるかな。



乙骨に頼んでも良いのかな。



もう、高専に帰ってるかな。









『..........ッッ』








いろんな考えをはりめぐらせていると、


時計の針は十六時五十分を指していた。






......頼もう。本当に申し訳ないけど。



.....やってくれるかもわからないけど。






思い切って、通話ボタンを押す。



















でないかな.....










五コールほど、静かな部屋に鳴り響く。
















乙「...もしもし?Aさん?

どうかした?」










.......でた。














『.......ッあ、ごめん。乙骨。


今、任務中だったりする..?』










乙「ううん。さっき帰ってきて、


部屋にいるよ。どうしたの?」








優しい声に、罪悪感が募る。











『........髪....やってほしい』





乙「..........かみ?」





『.......うん。



あの...お祭りの....髪やってほしくて。



自分じゃできないの忘れてて....』










斎と会いにいくっていうのに、最低だな。

クズみたいなこと頼んでるな、私。










乙「........あぁ」




『............ッ_ 』








断られるかな。



















乙「........いいよ。



簪つけられるように、編み込んだらいいよね?


やってあげるから おいで。」












____ なぜだか、すごく泣きそうになる。













『お...ご...づ.....アリガトダイスギ...』







乙「.....はいはい...僕も大好き。


早くおいで。

時間ないんでしょ。君のことだから。」






『うん!ない!行く!』





荷物と簪をばっと掴んで、


男子寮に走った。

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花怜?ゃ?(プロフ) - 心臓発作で何回か多分死んだと思います。結構真面目に。 (9月28日 23時) (レス) @page50 id: 9817e1bb68 (このIDを非表示/違反報告)
おお - この作品マジで良すぎる (9月6日 15時) (レス) id: f8eccd899a (このIDを非表示/違反報告)
学校ダルいぜ - さ、最高すぎるヤバーイ (5月23日 19時) (レス) @page50 id: fc78fe5922 (このIDを非表示/違反報告)
より - なんですか…最高すぎます… (2022年8月9日 10時) (レス) @page49 id: a4b87ae2ae (このIDを非表示/違反報告)
m(*_ _)m - この感じで日常的な続き読みたいなと思いました……この作品大好きでず…… (2022年7月13日 12時) (レス) @page50 id: 80a9551d89 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:小石 | 作成日時:2022年7月5日 23時

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