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配慮 ページ15





釘「イツキさん...って言うんですね....


じゃなくて!

Aさんは最低なんかじゃないです!!!

それに、
本当にその人を好きなのかもしれないし!!!」






後輩にも気を遣わせてしまうなんて...

ダメな先輩だな。





『....ごめんね、野薔薇ちゃんありがとう。

.....食べよ?笑』




釘「Aさん....ごめんなさい....私」





『ううん。むしろ有難う。

野薔薇ちゃんのおかげで、
ちゃんと斎と向き合える気がするから。』



釘「......そ...ですか..」



















結局、パンケーキはすっごく美味しくて



野薔薇ちゃんの恋愛話や愚痴に
いつのまにかシフトしていた。






すごくいい後輩を持ったな。


私にはもったいないくらいの。






野薔薇ちゃんのコロコロ変わる表情が面白くて、

ずっと続けばいいのに、なんて思った。



















釘「Aさん....今日すみませんでした。



...ッでも!私Aさんのこと大切で!


Aさんにも自分自身を大切にして欲しいから
言ってしまったっていうか...その...」







帰りの電車で、

野薔薇ちゃんにまた謝らせてしまう。









『野薔薇ちゃん....本当に有難う。



私、野薔薇ちゃんがいなかったら

今頃...ダメダメ人間になってると思う。笑

本当に、心から感謝してる。大好きだよ。』





釘「う"う"う"う"Aさ"ん"」









野薔薇ちゃんは横から私に抱きついたまま
眠ってしまって、





最寄りの駅の前で起こすと、


______ 少し目が赤くなっていた。





不安にさせちゃったかな....。


















釘「Aさん......また一緒にスイーツ食べに

行ってくれますか??」




『もちろん。空いてる時にいつでも連絡して。笑

今日は...ごめんね不安にさせちゃって。』




釘「 いえ!とんでもないです...!!


ありがとうございます....。

Aさん...大好き。...おやすみなさい。」






そう言って

野薔薇ちゃんは自分の部屋に戻っていった。
















今日はなぜか自分の部屋に篭るのが嫌で、


女子寮を抜け出して

石畳の階段でぼーっと月を見ていた。

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花怜?ゃ?(プロフ) - 心臓発作で何回か多分死んだと思います。結構真面目に。 (9月28日 23時) (レス) @page50 id: 9817e1bb68 (このIDを非表示/違反報告)
おお - この作品マジで良すぎる (9月6日 15時) (レス) id: f8eccd899a (このIDを非表示/違反報告)
学校ダルいぜ - さ、最高すぎるヤバーイ (5月23日 19時) (レス) @page50 id: fc78fe5922 (このIDを非表示/違反報告)
より - なんですか…最高すぎます… (2022年8月9日 10時) (レス) @page49 id: a4b87ae2ae (このIDを非表示/違反報告)
m(*_ _)m - この感じで日常的な続き読みたいなと思いました……この作品大好きでず…… (2022年7月13日 12時) (レス) @page50 id: 80a9551d89 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:小石 | 作成日時:2022年7月5日 23時

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