検索窓
今日:12 hit、昨日:76 hit、合計:750,180 hit

疲労 ページ26





乙「結構強かった?」



『強い....っていうか、

祓っても蘇生して祓いきれないっていうか.....』




ていうか冷静に考えるとこの状況、


恥ずかしい。




もし今、体に手を回すのが

....... 五条先生とかだったら訴えてるな。普通に。




『あの.....ごめん...ありがとう』



乙「気にしないで。

あと、怖かったところ悪いんだけど

東京駅付近の呪霊の数が____異常で。




君にも手伝ってもらいたい」



"一応高専からも応援が来るみたいなんだけど...."



乙骨の言葉を聞いて確信した。


やっぱり。


私がショッピングモールを出た時間帯から、


____ どこか変だった。




早くしないと、このまま民間にも被害が出る。



だけど、、、





『.....まだ動けるんだけど、残りの呪力が.. 』




乙『手、貸して』




右手を開いて差し出すと、

上から乙骨の手が私の手を包み込んでくる。



指を交互に絡め取られて、ぎゅっと握られた。







..........呪力が入り込んでくるのが分かる。






おかしいな。こいつの呪力量。


これだけ私に呪力を移動しておいて、

全く呪力量が減っている様に見えない。






早く移動してもらおうとぎゅっと手を握り返すと


後ろにいる乙骨が少し屈んで、

頬にキスをしてくる。




『......乙骨くん 』





乙「あ、ごめん。



...........そろそろかな。」





『うん、ありがと。』



普段の自分の呪力量より、ずっとずっと多い。
















.......戦っていて、思う。



呪力が多いと、こんなに戦いやすいなんて。



うじゃうじゃ湧いてくる呪霊の影を

一気に固定して、祓う。



そこそこ強い呪霊はいても、

運良く特級クラスとは鉢合わせなかった。

















『づ"か"れ"た""..あつい..』





空は日もとっくに落ちて暗くなり、

人通りも減って、駅付近を見回っている頃には

二十三時になっていた。




........乙骨から着信が入っていた。


向こうも終わったのかな。




乙「もしもし?Aさん?


そろそろ終わったみたいだね。」



『う"ん.....おわっだ....やっと...』



乙「はは。笑 お疲れ。


今どこ?帰ろっか」




_____無理。 疲れて死んじゃう。

眠気→←安堵



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (464 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1240人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 乙骨憂太
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ももちゃ - いやぁ、いい小説やぁ、、、 (2022年12月18日 19時) (レス) @page6 id: 8be011992d (このIDを非表示/違反報告)
れたす(プロフ) - 今作も最高に最高な作品でした〜!!!!!ありがとうございます、、、、 (2022年7月25日 15時) (レス) id: 2b6b2b0610 (このIDを非表示/違反報告)
春風いちご - ああもう最高、早く小石さんの宗教作りません? (2022年7月4日 20時) (レス) id: d57e220c95 (このIDを非表示/違反報告)
chimuko(プロフ) - ほんと毎回天才すぎませんか、私もう小石様の書く乙骨しか見れません大好きです……これからも更新頑張ってくださいいいい応援しております(;;) (2022年7月3日 15時) (レス) id: 0efb2643b6 (このIDを非表示/違反報告)
げろ(プロフ) - うわ最高すぎます。これからも更新頑張ってください!! (2022年7月2日 14時) (レス) id: b9f8def78a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:小石 | 作成日時:2022年6月26日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。