軽音部に入ったらいつの間にかアイドルになってた【アイドルマスターSideM】

2話 ページ3

新入生歓迎会から数週間後、軽音部に新しいメンバーが加わった。


同級生？同学年？の若里春名と、後輩の伊瀬谷四季。

2人がドラム担当とボーカルとして入部してくれた。



伊瀬谷は私にも懐いてくれているのでうれしい。スキンシップが激しい気もするけど…。
後輩ってかわいいよね。
旬はまだ伊瀬谷のメンバー入りを認めていないらしいけど。…旬は素直じゃないところがあるしね。

私は伊瀬谷の楽しそうな歌声は好きだけどな。聴いている側も楽しくなってくるし。


のんびり回想をしながらも、私の足はきちんと部室に向かっている。
いつもは隼人たちと一緒に部活に行くけど、英語の小テストで酷い点数を取り補習を言い渡せれたため、先に部活に行ってもらった。


英語もしっかりと勉強しているはずなのに全く理解できない。
先生たちも私の努力は認めてくれている…はず。





いろいろ考えていたらいつの間にか部室の前だった。

ドアノブに手をかけてドアを開けた。


｢あ、A！補習おつかれ｣

｢Aっち！｣

部室に入るとみんながイスに座ってテーブルを囲んでいた。


『ありがと。何してたの？』

荷物を置くと隼人が1枚の紙を私の目の前に出した。


どれどれ…





『スーパー高校生…バンド、大会？』

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