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rbr「はぁ？こないなもんも分からんのか。お前さぁ、一体今まで何勉強しとったんや。はぁ、情けないわ…。過去の資料でも見んかい。ちったぁマシなプランできんやろ。」
予想通りの反応ありがとうございます。
期待するだけ無駄だったわ。溜息つきたいのはこっちだって言うのに。ただの紙切れ同然となった資料をグシャっと握り、形だけの礼を告げて席へ戻る。
ロボロの機嫌を損ねた私へ向けられる視線もまた酷く「余計なことしてんじゃねぇ。」と全員が目で告げていた。あぁもう居た堪れない。
いくら記憶があるとは言え軍事なんて縁もゆかりもなく育ってきたし、潜入作戦のプラン作成となれば尚更難しい。あらゆるパターンを想定して未完成なマップを想定で埋め、兵の配置を予測して、ルートを開拓する。経験がないとまず無理だ。無能故に実践に参加したことのないAにはもってのほかで、ロボロはそれを分かってて私にこの仕事をさせている。私に厳しく接することで他の隊員に危機感を持たせているんだろう。
くっそ。見返したいけど私の力じゃ限界だ。
資料取りに行くって名目でエミさんに相談した方が早い気がする。よし、そうしよう。
ありったけの資料をかき集めて勢いよく立ち上がったと同時にガチャっと部屋の扉が開く。
tn「邪魔するわ。今ええか？」
赤いマフラーを靡かせて顔を覗かせたトントン。ロボロは顔を上げて一瞥すると、気の知れた仲だからか少し空気を柔らかくして迎え入れる。
rbr「邪魔するなら帰ってー」
tn「あいよ、とはいかへんねん。すまんな。手短にするから許してくれ。」
トントンが扉を潜り入り口から体をズラす。その後ろから入ってきた人物にこの部屋の誰もが釘付けになる。
※シェイラ→以下sla
sla「本日よりお世話になりますシェイラと申します。精一杯頑張りますのでどうぞ宜しくお願いします！！」
緊張と期待を残さず笑顔に込めてブロンドに髪を揺らしたシェイラは礼をした。私を含めてみんなが戸惑ってる中、ロボロだけは「あぁ、今日からやったか」と何でもない事のように呟いた。そんな私たちの様子を受けてトントンは少し眉を歪めた。
tn「なんやロボロ、伝えとらんかったんか。今日から1ヶ月新兵が試験的に各部署に入るってこと。」
rbr「あぁ。別にこいつらは普段通りの仕事してればええから言っとらん。担当につけるやつにはちゃんと説明しとるから問題あらへん。」
問題ありありだわボケ。
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もち(プロフ) - そらと。さん» そうだったんですね！！少しそうではないかと思ってたところもありまして！！本当にこの作品大好きです！応援しております。 (2021年2月22日 19時) (
レス) id: 21f698680c (このIDを非表示/違反報告)
そらと。(プロフ) - もちさん» こんにちは！ハマって頂けて嬉しいです！！読み返してみて確かに言葉不足だなって思い修正しました。ありがとうございます！簡潔に言うとknさんの後ろに敵さんが居たので守るために発砲しました笑 (2021年2月22日 19時) (レス) id: bc516da084 (このIDを非表示/違反報告)
もち(プロフ) - こんにちは！！この小説めっちゃハマりました！！読んでいて思ったのですが、なぜ夢主はknさんを撃ったんでしょうか、、？自分も考えてみたんですが理解力が足らないようで、、笑何か意味があるんでしたら教えて欲しいです！！！長文失礼しました。 (2021年2月22日 18時) (レス) id: 21f698680c (このIDを非表示/違反報告)
そらと。(プロフ) - 糜爛さん» 憧れ詰め込んでたらメンタル最強女子が出来上がってしまいました、、、wお気に召したならよかったです(・∀・)頑張ります！ (2021年1月9日 13時) (レス) id: bc516da084 (このIDを非表示/違反報告)
糜爛(プロフ) - 主人公凄い…なんでそんな勇気あるんだ。カッコいい。友達になって（）更新頑張って下さい！ (2021年1月8日 17時) (レス) id: 03410a460b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そらと。
| 作成日時：2020年8月13日 0時
