【8/11】四廻目/来襲!アマビエちゃん(Dランク)/亡霊(灯那香夜 幽歌) ページ21
今日は零華が部活の日。
一人だけなので、暇つぶしに依頼を受けようとする。
だが、
(ん〜っと、こうしたらいいのかな?)
スマホという光る板から依頼内容が確認できるのでやってるが、中々出来ない。
もう、かれこれ20分はやっている。
「………これは?」
緑色のアイコンに興味本位で触る。
すると、
「あ、、、、これかぁ」
沢子さんからのメッセージが届いていた。
(ランクの低い依頼は……)
一番新しい依頼だとDランクのものだった。
「ええっと……あ、これで沢子さんにメッセージが送れるのね」
幽歌【来襲!アマビエちゃん(Dランク】の依頼を受けさせて貰います。:#85E249)
(よしっ!)
「早速、アマビエ?が来るところに出発や〜」
そのスマホと家のカギを持って、飛んで行った。
「……………ここ、かな〜?」
幽歌はボロ家に来るのが初めて。
ドアを開けると、ひんやりとした冷房の風が当たる。
(ほへ〜〜ここにアマビエが来るのか〜)
「あ、幽歌さんね」
「へぁ!?」
奥から出てきた沢子さんにかなりビックリし、変な声を出す。
「驚かせてしまってごめんなさい。依頼を受けてくれたのよね」
「はい、アマビエさんの接待ですよね?」
「えぇ、私はこれから用事があるので……ごめんなさいね…」
「任せてください!」
「ありがとうね」
ガチャンと音を立てて閉まるドア。
「よーし、頑張るぞ〜」
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作者名:海華@国語小テスト32点 | 作者ホームページ:無いよ〜
作成日時:2021年7月16日 14時