弟なんか要らなかった【おそ松さん】

三十六松 ページ38

カラ松と仲直りをして数週間。他の弟とは会えていない


『え、合コン…？』


「頼む！人数が足りてないんだ！」


スタバァの同僚からの誘いだけど、俺は正直女子が苦手だ。トト子ちゃんとか二次元キャラなら平気なんだけど…


『いや、お前俺が女子苦手なの知ってるよな？
それを踏まえて俺に頼んでる？』


「そこを何とか！連れていかないと合コン自体が中止になるんだよ！」


『(知らねぇよ…)』


ちなみに今は休憩時間。作ってきた弁当を頬張りながら同僚と話している
そしてちょっと思ったこと。


『(合コンで金出して飯食うくらいなら、母さんの作った飯が食いてぇよ…)』


母さんの料理は暫く食べていない。何度か食べに来ないかと言われた事があるけど、弟たちと会うのが気まずくて行っていない


「頼むよ〜！俺がフォローしてやるから！
そして帰りは俺がタクシー代払ってやるから！」


『はぁ…じゃあそれプラス俺の飲み代』


「乗った！」


それでいいのかお前は…
場所によっては出費がすごいことになるぞ…
まあ俺は別にいいけど


『それより、もう休憩時間終わるぞ』


「そうだな。よし！午後も頑張るか〜！」


『つかその合コンっていつなんだ？』


「え？今日だけど」


マジかよ……今日のアニメ録画してたっけ…？

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