23話 ページ24
ー伊作sideー
やっと本音を話してらえたけど
聞いてる僕も凄く苦しくなった。
気づいてあげられなくて、ごめん。
もっと早く気づけば良かった。
今まで何回もAに輔けてもらってきたのに
Aを輔けられないなんて嫌だ!
だけど今は・・・
どうすれば良い?
話している最中にAの髪の毛は少しずつ、紅くなっていった。
Aが嫌いな火のように
よく見れば目も紅い
自我もあるように見えない!
本当にどうすれば!
「A一体どうしたんだ!?」
「まるで幼子が癇癪を起こしているようにも見えるな・・・」
幼子、癇癪
・・・そうだ!
僕はある1つの方法を思いついた
「誰か!
僕を出来る限りAに近づけてくれ!」
「どうする気だ!?」
「良いから!!」
「よく分からんが分かったぞ!
近づければいいんだな!」
「うん、お願い!」
「それなら私に任せろ」
「仙蔵!」
・・・え?
何か僕大砲に配置されたんだけど←
まさか、ね。
「では行ってこい」
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」
やっぱりだった!
けど・・・
十分近づけた!
「A!!」
「私、ハ・・・火、燃えル、皆が、消エて行く・・・嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ
嫌だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
・・・気づいてあげられなくて、ごめん。
今、輔けるから!!
僕はAを抱きしめた。
僕が母さんにしてもらったように、優しく。
そして・・・
「♪〜ゆりかごのうたを
カナリヤがうたうよ
ねんねこねんねこ
ねんねこよ
ゆりかごの綱を
木ねずみがゆするよ
ねんねこねんねこ
ねんねこよ
ゆりかごの夢に
黄色い月がかかるよ
ねんねこねんねこ
ねんねこよ〜♪」
ー伊作side終了ー
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Ashlee(プロフ) - 続きが速く見たいです (2022年5月1日 14時) (レス) @page29 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
氷翠 - 467907さん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2019年11月25日 23時) (レス) id: 43ea8ffab6 (このIDを非表示/違反報告)
467907 - これからも更新頑張ってください。応援しています (2019年11月23日 22時) (レス) id: b37af81138 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:奈雪 | 作成日時:2019年8月25日 22時