17話 ページ18
街をぶらぶらしていたらいつのまにか日が傾いてきていた。
「そろそろ帰ろっか」
「・・・そうだな」
「また来ようね!」
「!
・・・あぁ!」
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・
・
・
ハハ、何やねん。←
山道歩いてたらいきなり柄の悪い武器持ったおっさん達が襲ってきた。
所謂山賊という輩だ。
「金目のものと女を置いていけ!
そうすれば見逃してやる!」
「断る!!!!」
「良い女だな・・・」
「此の野郎っ・・・!」
「留三郎!?」
いきなり突っ込んでいった!?
「ふぎゃっ!!!」
「うぅっ!」
「くそっ・・・!」
【ヒュンッ】
掠、った。
「チッ、掠ったk「おじさん達、今《俺》の友達に怪我させたよね?
ぶっ飛ばす」
「お、おいA!?」
「疾風丸、琥太郎!頼んだ!」
そして念の為持っていた桜切丸と斬影丸を構える。
・・・本気だ。
彼女は仲間が傷付くことを過度に嫌う。
傷付けた相手が歳上であろうとも自分より強そうでも其の空色の瞳に怒りの焔を灯し向かって行く。
其の時の一人称は何故か《俺》となる。
何時もの優しく人前で明るい微笑みを絶やさない彼女はいない。
今ここにいるのは
瞳が怒りの色に染まった1人の冷酷な忍。
分かるものには分かる其の怒りの色はまるで
もう誰も喪いたく無い
と、涙ながらに言っているようにも見えた。
しかし
其の心に気付くものは未だいない。
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Ashlee(プロフ) - 続きが速く見たいです (2022年5月1日 14時) (レス) @page29 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
氷翠 - 467907さん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2019年11月25日 23時) (レス) id: 43ea8ffab6 (このIDを非表示/違反報告)
467907 - これからも更新頑張ってください。応援しています (2019年11月23日 22時) (レス) id: b37af81138 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:奈雪 | 作成日時:2019年8月25日 22時