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DO「…………」
KA「ギョンスヒョン。」
DO「っ！……カイ、ご飯はもういいの？」
KA「うん。電話終わったの？」
DO「電話……ああ、うん。もう大丈夫だよ。」
KA「………ヒョンでしょ。」
DO「何が？」
KA「今日昼間、会いに行ったでしょ。ヌナのマスターさんに。」
DO「っ、……気付いてたの？あ、また後つけてきたんだ。」
KA「ヒョンがこそこそいなくなるから、どこに行くのかな〜って気になっただけだもん。そしたらヒョン、外に出て行くからびっくりした。」
DO「はは、僕はペンにもなかなか気付かれないからね。」
KA「ヒョン、忍者みたい。」
DO「まさかジョンイナも外までついて来てたの？」
KA「ううん。さすがにそれは……でも、さっきのヒョンの態度でわかった。ヒョンじゃないの？ヌナのマスターさんにやめるように言ったの。」
DO「………うん。」
KA「ミンソギヒョンが嫌がってるから？」
DO「ははっ、違うよ。」
KA「じゃあどうして？」
DO「………Aちゃん、少しトラウマになってるみたいだったから。写真撮られるの、怯えてるみたい。」
KA「ほんと…？全然わからなかった……それって、あのストーカー野郎のせいだよね？」
DO「うん、そうだね……ほんと、普段はわがまま放題のくせに、どうして肝心なところで誰にも頼らないんだろうあの子は…」
KA「ヌナは不器用だから……でも、ヒョンに言われて言うこと聞いてくれるなんて、優しい人だね。マスターさん。」
DO「うん……こっちの勝手なお願いなのに、真剣に聞いてくれたよ。」
KA「ストーカー事件のこと、話したの？」
DO「詳しくは言ってない。でも、Aちゃんが嫌がるならって、何も言わずに承諾してくれた。写真を撮らなくても応援はできますからって……Aちゃんのこと、本当に大事に思ってくれてたんだと思う。素敵なペンだよね。みんながああいう人ばかりだといいのに…」
KA「そうだね……ヒョンはすごいね。ヌナの事ならなんでもわかるんだね。さすが幼馴染。」
DO「だてに何年もお世話係してないよ。」
KA「あれ？お世話係は解任されたんじゃなかった？」
DO「はは、不当解雇の申し出でもしようかな？」
KA「あー、ミンソギヒョンに歯向かうんだ〜」
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作者名：ATMs
| 作成日時：2018年7月13日 6時
