私、ATMなんで。27 (ページ1)

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XU「Aっ！！」

『っ、お兄ちゃん！！』

"ギュッ"

XU「Aっ、…大丈夫か？」

『うんっ、大丈夫だよ…』

XU「ハァ……良かった…。ベク、ありがとう。」

BK「いやっ！ほんとたまたまで…っ！」

ゴリ「たまたまでもすげぇーよ。合気道だって？お前にそんな特技があったなんてな。なんで黙ってたんだよー。」

BK「ガキの頃習ってただけで、特技ってほどじゃ…」

ゴリ「いやいや。お前のプロフィール、特技の欄何て書かれてるかわかってる？ "小指が柔らかい" だぞ？意味わかんねーよ！！」

BK「え、凄くない？ほら見て！ここまで曲がるんだよ！みんな絶対ぇマネできないから！！」

ゴリ「マネしたかねぇーよ！！」

CY「わぁ～！すげぇ！それどうなってんの！？イテッ、痛い痛い！無理無理！絶対できない！ベクすげぇ～！」

BK「だろ！？」

ゴリ「バカしかいねぇのかよ……お前がこれしかないって自信満々に言ってくるから仕方なくそれにしたけど、この後さっそくプロフィール書き換えるからな。」

BK「え～、合気道なんかよりも自信あるのに…」

ゴリ「何の自信だよ。」

『……ねぇ、犯人は？』

ゴリ「ああ、警察来るまではあっちの空き部屋に…」

マネ「おーい、警察来てくれたぞ。」

CH「メンバーにも電話で知らせてきたよ！Aちゃん、無事でよかった…」

『うん……ねぇ。警察行く前に、あいつに話したい事ある。会わせて。』

XU「あいつって、犯人か…？」

『うん。』

BK「っ、危ねぇって！」

CY「そうだよA！話っていったい…」

『どうしても、聞きたい事がある。お願い…』

XU「……わかった。ヒョン、いいですか？」

マネ「あぁ…少しなら大丈夫だと思う。Aとベクも、警察署まで来いって。事情聴取があるから一緒に行くぞ。」

XU「俺も着いて行く。」

マネ「おう。3人は俺が連れて行く。」

CY「俺も行きます！！」

ゴリ「ダメ～。お前はチェンと帰宅。俺が送るから。」

CY「えぇー！嫌だ！Aに着いて行く！！」

ゴリ「こんな時にわがまま言うな。チャニョル、言うこと聞け。」

CY「っ、………ハイ。」

CH「…チャニョル、みんなも話聞きたがってるから、先に帰って安心させてあげよ？」

CY「うん…」

『……帰ったら、連絡する。』

CY「っ、…うん！待ってる！！」

XU「………A、行くよ。早く終わらせよう。」

『はい！』

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