私、ATMなんで。9 (ページ31)

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XU「いるいらないの関係じゃないんだけど……別に、今だって太り過ぎてるわけじゃないよ。健康的で良いと思うけど。でも、さすがに菓子ばっか食ってたら体に悪いよ。ちょっとは控えたら？それか運動しな。」

『……太ってたら、嫌いになる？』

XU「ならない。でも、心配になる。」

『…………わかった。お菓子控える…。』

XU「そうして。今度兄ちゃんとジム行こ。」

『ジムっ！？お兄ちゃんとっ？！』

XU「うん。ちゃんと運動もしなきゃ。」

『いいいいいいいっ、行くっ！お兄ちゃんとジム行くっ！あの黒タンクトップで食い縛りながら自分を虐め抜くお兄ちゃんを生で見れるなんて…っ、キャーーーーッ！！』

XU「いや、タンクトップどころか今タオル一枚なんだけど……え？あの黒タンクトップって……ハ？なんで知ってんの？俺とジム行ったことないよな？生で見れるって………おい、どういうことだよ。」

『ギクッ』

XU「お前まさかっ！」

『いやいやっ！忍び込んだりしてないよ？こっそり見に行ったりなんてしてないからっ！ただちょっとギョンスに写メをっ、………あ。』

XU「ギョンス？……お前らなぁっ！」

『いや、そのっ、……悪いよね？ギョンス悪いよね！盗撮なんてまったくあいつは！でもね？そんなの無理な話だよ？あんなフェロモンだだ漏れのお兄ちゃんを側で見て理性保とうなんて、そりゃあ無理な話だよ。ギョンスはまだ慣れてないんだから！盗撮したギョンスも悪いけど、そんな所にギョンスを連れて行った無防備なお兄ちゃんも悪いよ？自分は大丈夫だなんて油断し過ぎ。いつでもどこでも狙われてるんだって気を引き締めないと！そんなんじゃ私いつまでたっても心配だよ？ちゃんとわかってる？』

XU「え、俺今説教されてんの？俺が悪いの？」