私、ATMなんで。9 (ページ30)

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『しうちゃ～ん！お・ま・た・せっ♡』

XU「………」

『……こっち見てよ。』

XU「っ…/////」

『耳真っ赤可愛い。』

XU「あ、暑いからっ！////」

『ふふふっ、私も入る～！お邪魔しまーす！』

"バシャン！"

XU「あっ、ゆっくり入れよ！酒が溢れるっ！！」

『ふぁ～っ、良いお湯だね～！そりゃそうか！しうちゃんのエキスが溶け込んでるんだもんね！この温泉には、すぐにでも貢ぎたくなってしまう効能があるんだよ！』

XU「そんな温泉あってたまるか。」

『ふふふっ、しうちゃんとお風呂！念願のお風呂！裸の付き合いっ！しうちゃん、楽しいね！』

XU「………あんまこっち見んな。」

『しうちゃんはもっと見て！！』

XU「………お前さ、」

『ん？なになにっ？セクシー？女感じる？うなじヤバイ？手出ちゃう？』

XU「太った？」

『………』

XU「ちょっと前から思ってたんだけどさ。やっぱ丸くなったよな？」

『…………あぁ～！照れ隠しか！もうしうちゃんったら～、中学生みたいなこと言わないの！』

XU「いやマジでマジで。そういえば、練習生辞めてから運動してんの？」

『………』

XU「お前大食いだし、運動もしないで毎日毎日あんな菓子やらなんやら食ってたらそりゃ肉もつくだろ。」

『………だって、ホワイトデーに貰ったお菓子いっぱいあったし…』

XU「え、あれもう全部食ったの？一人で？さっきも饅頭食ってたよな……何個食った？」

『………2個。』

XU「嘘つけ。包み紙のゴミもっとあっただろ。仲居さんに追加で貰ってるのも見たぞ。」

『っ、……6個だよっ！6個食ったよウマいもんしょーがないじゃんっ！！それにっ、別に太ったっていいもん！私芸能人じゃないしっ！関係ないしっ！それとも何？！やっぱりお兄ちゃんも見た目で判断するような人なの？！私が太ったらもういらないの？！ポイッてするの？！』