私、ATMなんで。5 (ページ9)

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カメラマン「それじゃあそろそろ始めましょうか！」

XU「…あれ、Aは？」

マネ「すみません、ちょっとまだお手洗いに…」

カメラ「あぁ、大丈夫ですよ！」

メイク「遅いわね…(ボソ」

マネ「嫌な予感…(ボソ」

XU「俺見てくる～」

マネ「あ！いや～、…それは…どうかな？」

メイク「うん、そうね。シウミンが今行くのは、どうなのかな…？私見てくるわ。」

XU「なにそれ…なんかあったの？」

マネ.メイク「「いや～？」」

XU「……二人して何なの。行ってくる。」

"タッタッタッタッ…"

マネ「あーあ……すみません、ちょっと撮影押してしまうかもしれません…キム・Aが少し体調を崩してまして…」

カメラ「え、大丈夫ですか？スタッフ寄こしましょうか？薬とか…」

マネ「いえいえ！少し休めば大丈夫かと…」

カメラ「こっちはまだ時間ありますから、お気になさらず！おーい！次の衣装と小道具チェックしといてー！」

「「「はーい！」」」

マネ「すみません…ご迷惑おかけします！」

メイク「ハァ……メイク直しの準備しとこ。あれは絶対、パンダ顔で帰ってくるわよ。」

マネ「馬鹿兄妹ですんません。」

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『………お兄ちゃんのばか』

XU「誰が馬鹿だって？」

『っ！！……なにしてんの…ここ女子トイレだよ』

XU「今は誰もいないよ。篭ってどうした？腹痛？」

『……なんでもない』

XU「じゃあ早く出ておいで。撮影始まるって。」

『………』

XU「……A？なんか怒ってるの？」

"ガチャ"

新人「っ！？え、シウミンさん？！」

XU「あ。」

『っ、……』

新人「あれ、ここ…え？！私間違えてっ、」

XU「いえ！あってますっ！すみません、…妹が篭っていて、様子を見に…」

新人「え、Aさん…？大丈夫ですか？」

XU「あ、大丈夫です！もう出ますんで！ほらA、出て来て！」

『………いや』

XU「は？」

『二人とも、あっちいって』

XU「っ…」