私、ATMなんで。5 (ページ16)

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XU「……A、やり残したことは？」

『え…？』

XU「俺の彼女になれたら、何がしたかったの？」

『っ！！……叶えて、くれるの？』

XU「うん。俺は彼氏なんでしょ？彼女のお願いは聞いてあげなきゃじゃん。」

『子作り！』

XU「………や～、うん。もっとほら、現実的な事でさ……うん。」

『チッ……じゃあ、ぎゅう。』

XU「さっきからくっついてんじゃん。はい、ギュウ～。」

『っ//////』

XU「え、…何その反応。」

『いやっ////…だ、だって！いつもは私からばかりだから…っ！/////』

XU「え～…なにソレおもしれー。

………A、こっち向けよ。(イケボ」

『なっ/////ななななな、なっ？！//////」

XU「ぷっ！……ほらA、顔見せて？」

『っ、……しう、ちゃ…////』

XU「しうちゃん？ミンソクでしょ？」

『～～っ////もうっ！からかわないでっ！////』

XU「からかってないよ。彼女の顔が見たいだけ。」

『ッッッ/////』

XU「……照れてるA、可愛い」

『～～～ッッッ/////(プシュ～～～っ』

XU「フハッ！A、おもしろっ…ははは！」

『～～～っ/////バカっ！お兄ちゃんのバカっ！私で遊ばないで！！//////』

XU「あれ？もうお兄ちゃんでいいの？恋人は終わり？」

『やっ、まだダメっ！！終わってないよ！まだしたいこといっぱいあるからっ！』

XU「はは！まだあるの？他には？」

『チュウ！』

XU「照れる割には攻めるんだな……撮影でしたでしょ。」

『頬っぺだったじゃん！』

XU「口？！無理無理。頬っぺだって嫌っだったっつーの！あんなみんなの前で恥ずかしい！」

『ふぇ～っ』

XU「あ～もうっ！また泣くっ！泣くな！泣くならもう恋人おしまいだぞ！」

『っ！！！……(グッ』

XU「……よし、良い子。チュウじゃなくて他のにしてよ。」

『……約束、してほしい』

XU「約束？どんな？」

『これから先、彼女作らないで』

XU「………」

『………って、本当は言いたいけど、…そんなの無理なのわかってるよ……だからね、…隠して？私がいつか、お兄ちゃんが望む妹になれる日まで……私には彼女の存在を隠し通して。今言われてもさ、応援も祝福もきっとできないもん……今はまだ何も知らない、頭お花畑な妹で…ペンでいたいからっ！………～～ッ、グスン』

XU「やっぱり泣くんじゃん…」