私、ATMなんで。38 (ページ11)

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『っ、バカ！そんな大袈裟な話じゃねーだろ！お兄ちゃん違うよ？ちょーっと挨拶交わしてただけだよ？』

XU「……帰ったら詳しく聞く。」

『だから～っ、何にもないんだってば～！最近は本当に、誰も話しかけてこないし…』

CY「俺らがずっと側で見てるからね。」

『余計なこと言うなってば！』

XU「これからも頼むな。チャラチャラしたのが近付いて来たら、すぐ知らせて。」

CY.CH「「イエッサー！」」

『もう～…っ』

XU「で？今日も何か食いに行くって？」

CY「今日も？あ、言ってた動物ケーキのお店？まさかまたジョンデと二人！？俺も行くからねっ！！」

『お兄ちゃんも行こ！猫カップケーキ食べてる猫しうちゃん撮らせて！』

XU「撮らせないし行かない～。俺今来たところだもん、まだまだかかるよ。」

『え～…』

CY「じゃあ今日も俺らだけで行こーねー！」

『う～ん…』

XU「………A、行っちゃうの？」

『えっ？』

XU「俺をおいて、行っちゃうの…？」

『ゔっ…そんな…そんな捨てられた猫みたいな目で見つめないでよ可愛いよ行かないよぉ～～っ//////』

XU「ちょろいな。」

CY「っ、A！？流されないで！食べたいでしょ！？人の金で甘いの食べたいでしょ！？ブレないでA！一緒に行こうっ！」

CH「お前は何を言ってるんだよ…」

『ぐっ……甘いの……人の金で甘いの食べたい…ッ！』

XU「チッ、子豚め………Aに待ってて欲しいのに…」

『へっ？』

XU「俺の帰りを、家でAに待っててほしいのに…Aにおかえりって言われるの、俺好きなのにな…」

『～～っ、帰る！！今すぐ帰る全力待機する世界一のおかえりなさいをお兄ちゃんに捧ぐっ！！！』

XU「お～、楽しみにしてるわ～。」

CY「え～～っ！」

CH「今日もお兄ちゃんの勝ち～。Aちゃん、今すぐ帰るのは無理だからね？まだお仕事あるからね？」

『お兄ちゃんっ！真っ直ぐ私のもとに帰ってきてね！！』

XU「へいへい。お前は家で大人しくしてろよ。」

『はいっ！全裸待機して待ってます！！』

CY「全裸待機！？//////」

XU「想像してんじゃねーよ！全裸待機じゃなくて全力待機だろ！……全力待機って何？」

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