私、ATMなんで。38 (ページ12)

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『お兄ちゃん遅いな……お腹空いた…

"ガチャ"

っ、キタ！！』

XU「ただいま～」

『お兄ちゃぁぉぁぁんっ！おぉぉぉぉぉかえりなさぁぁぁぁいっ！！！』

XU「っ、お、おお…全力だな。」

『待ってたよぉぉぉぉッ！はいっ、おかえりなさいのギューッ！』

"ギュ～ッ"

XU「ん～、ただいまのギュー。待たせてごめんな？思ったより時間かかっちゃった。寄り道せずにちゃんと帰ってきたか？」

『もちろんだよ！お兄ちゃんお疲れ様でした！』

XU「お～、Aもお疲れ～。つかれた～」

『ご飯にする！？お風呂にする！？それともわたっ XU「飯。」

………。』

XU「飯あるの？」

『あるよ…ちゃんと作ったもん。ちなみにお風呂だっていつでも入れるもん…』

XU「さっすがA～。おっ、酢豚じゃん！今日は中華？」

『うん！ジョンデちゃんにラーメンマンとの惚気ずっと聞かせれて、もう頭の中中華でいっぱいだった。』

XU「なんだよ～、レイのこと考えながら作ってたわけ？妬けるな～」

『っ、違うよ！？お兄ちゃんの為にお兄ちゃんのことだけを考えて作ったんだよ！！お兄ちゃんが今日も美味しいっ褒めてくれますようにって、お兄ちゃんがもっともっと私を好きになってくれますようにってっ、お兄ちゃんへの愛だけを注いでいつも作ってるんだよっ！！』

XU「………お前のそういうところ、ほんと可愛いな。」

『へっ！？///////』

XU「もしかしてAもまだ食べてないの？」

『えっ、あ、うん……一緒に食べたかったから…』

XU「それは悪かった。腹減ったろ？食おうぜ～」

『あ、うん……温め直すからちょっと待ってね！』

XU「Aビール～」

『え～っ、今日も飲むの！？ここ最近毎日飲んでるよ！』

XU「一本だけ！」