［アルスマグナ］短編集 version２！！

　お祓い　　朴ウィト ページ6

生A「おーい！誰かこっち手伝ってくれ！」

生B「これどこに置けばいいんだー？」

生C「こっちこっち！！」

色んな生徒の声が行きかう中、僕は隣の教室のドア近くに立っていた。

大きな行事はもう終わった。ならどうしてこんなに急いで準備をしているか。

それは学年集会の時の話しだったー...。

ーーー

先「えー、みんな揃ったな？
明日は２年、３年のどちらも遠足があり、この学園には１年しかいない。
そこで、先生たちはある企画をした」

先生の合図とともに映像が映し出された。

...仮装、パーティー？

何だ、そんなの。結局ハロウィンと変わらないよね？

先「まぁこの題名はあれなんだが、球技大会をしたいと思っている。
でもただ単に球技大会をするんじゃなくて、仮装したら面白いと思ってな」

別に仮装しなくてもよくない？って僕は一人で思ってると、

後ろの方からいいんじゃない？とか、確かに面白そうだねっていう声が聞こえた。

...やるんだ、これ...。

ーーー

とまぁこんな感じで決まったんだ。

僕は楽しかったら何でもいいんだけどねｗｗｗ

生D「次―、朴！」

「はーい！」

僕がさっき、並んでるって言ったのは衣装を着てみるから。




生D「うわー！朴似合ってんじゃん！」

「そうかなー？」

生A「本当だ！かっこいいよ！」

何か...、褒められてもあんまり分からないっていうか...。

僕が着てるのはー...、何だったけ...？←

牧師さんってみんな知ってる？

お祓いする人みたいな感じの...ね？

何で牧師さんの服があるのかすら僕には不思議なんだけど...。



...え？今日の朴テンション低い？←

そーんなまたぁ！うまいこといってさ、実はうるさいって思ってるでしょ！？ｗｗ

なーんて、僕一人ごと多いな←

生B「朴、Aとぴったりだなｗ」

「え？Aちゃんと？」

生B「おうｗだってほら」

指を指された方を見てみると、可愛い悪魔の格好をしたAちゃんがいた。

貴「あ、ウィトー！いたいた」

「Aちゃん、その恰好///」

貴「ん？どこか変かなぁ...？」

け、結構目のやりどころが分からないような服を着ていた。

「ちょ、ちょっと来て！」

Aちゃんの手を引いて、僕は空き教室に行った。

ーーー

貴「ウィト？」

「もう...、その姿他の人に見せないでよ...！
Aちゃんは僕のなんだから」

貴「で、でも...んっ！///」

「はぁ...。悪い事する悪魔は...、


僕がちゃんと祓ってあげるからね...？(黒笑)」

　感謝　　榊原タツキ→←　二択　　泉奏

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