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 赤面  神生アキラ ページ32

「A先輩...?」

俺は昼休み、A先輩に放課後来るよう言われた。

俺、何かしたのかな...?


貴「アキラくん」

「A先輩、どうしたんすか?」

俺はA先輩の方を向いたらいきなり視界が回転した。

ドンッ、という音と共に背中に少しの痛みを感じる。


「せ、先輩!?何して...!///」


俺の顔の横にはA先輩の腕があって...。

こ、これって壁ドンだよな?!

「ちょ、一旦落ち着こうぜ!?」

俺は今までにないくらい焦る。


だって、だって...、自分の好きな人にやられてんだぜ?

焦らねぇやつなんていねーだろ。


ギャーギャー騒ぐ俺。

多分顔は真っ赤なんだろうな。

まともにA先輩の顔が見れない。

押し返そうとするけど、このままがいいって思う自分もいる。


「A先ぱ...っ!?///」

気が付くとさっきまで少し離れてた先輩の顔が目の前にあって、

唇にある感触。

チュッ、という音が聞こえて、離れていく先輩。

その時の先輩は妖しく笑ってて、すっごいきれいで。


もっと、してほしい...。


言葉にはできなくて、A先輩の服を掴んだ。

こんなの、いつもの俺じゃねぇよな。

さっきより顔が熱い。

鼓動もすっごく速くなってる。


「A、先輩...」

貴「アキラ」

「...ッ!///」

さっきまで君付けだったのに。

何なんだよ...///

自分の中で何かが崩れていく感じがした。


貴「自分でやってみ?」


ぐっと顔を近づけてくる先輩。

でもギリギリのところで止める。


俺恥ずかしくて死にそうなんだけど...///


貴「やらないの?」

クスッ、と笑いながら離れていく先輩。

...絶対分かっててやってるよな。

あぁ、もう!


今度は少し強めに先輩の腕を掴んで引っ張る。

驚いた顔をする先輩に、俺は貪るようなキスをする。






「っは...」


あー、やっちまった...。

はめられた、完全に。

貴「ん、よくできました」

優しく頭を撫でられる。

さっきまでの意地悪なやつはどこにいったんだよ。

「別に、嬉しくねーし///」

貴「ふーん、顔を真っ赤にしながら言っても説得力ないけど」

「うっせ!///」


いつか絶対に仕返ししてやるかんな!///

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設定タグ:アルスマグナ , 短編集   
作品ジャンル:恋愛
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Suzu(プロフ) - 妄想少女Mさん» いやいや、こちらこそありがとう(´▽`*) (2016年2月15日 22時) (レス) id: c7c74294ac (このIDを非表示/違反報告)
妄想少女M - Suzuさん» 全然大丈夫よ?フォローありがとう! (2016年2月15日 19時) (レス) id: 5a8f6227c1 (このIDを非表示/違反報告)
Suzu(プロフ) - 妄想少女Mさん» 遅くなってごめん!私もフォローした! (2016年2月15日 2時) (レス) id: c7c74294ac (このIDを非表示/違反報告)
妄想少女M - Suzuさん» フォローしたよ! (2016年2月14日 21時) (レス) id: 5a8f6227c1 (このIDを非表示/違反報告)
Suzu(プロフ) - 妄想少女Mさん» @のあとは「KenchanRyouna」だよ! (2016年2月14日 19時) (レス) id: c7c74294ac (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Suzu | 作成日時:2014年12月30日 19時

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