10話 ページ11
sideA
A『行ってくる。』
アヴィド｢いってきまーす。｣
ヘルシャフト｢行ってきますのチューは！？｣
いつもしてないだろ。
A『うざい。』
絨毯を出して乗る。
アヴィド｢A、自分の羽で飛べばいいのに。｣
うるさい。
ゲームをしながら横に流す。
アヴィド｢オレ好きだよ。Aの大きな羽。｣
A『アヴィ。それ以上五月蝿くするなら絞めるぞ。』
やっと静かになった。
A『……』
アヴィド｢へー、ここが問題児クラスかあ。｣
A『何故着いてきた。』
アヴィド｢おっそ。オレ今日からこっちに編入なんだって。｣
はぁ…
クララ｢Aちん！おはよー!!｣
A『ウァラク…離れろ…』
あ、そうだ。
アヴィド｢どこ行くのー？｣
A『アヴィには関係ない。』
アヴィド｢カルエゴ先生なら朝会議でしょ。｣
知ってる。
A『アヴィ。2度は言わんぞ。』
ようやく黙った。
A『ウァラク。入間に遊んでもらえ。』
飴を渡して離れさせる。
クララ｢入間ち〜！アズアズ〜！Aちんからアメもらったよ〜！｣
朝の会議で無人の職務室。
茶が入ったポットとティーカップを置いて外に出る。
A『……まだ時間あるな。』
懐に忍ばせている懐中時計を見て図書館に向かう。
チャイムが鳴った。
A『…カルエゴに怒られる。』
クラスに入ると
カルエゴ｢遅刻は許さんと昨晩の会話をもう忘れたのか！｣
案の定怒られた。
A『学内には居たぞ。』
問答無用で鉄拳が落ちた。
アヴィド｢やーい、やーい。怒られてやんのー。｣
A『アヴィ、絞められたいか？』
アヴィド｢ってソコの奴が言ってた。｣
リード｢言ってない！言ってない！Aっち落ち着いて！｣
はぁ……
移動で全員がゾロゾロ歩く。
A『遅刻して欲しくないならポット返せ。』
カルエゴ｢なんの事だか。｣
知らんぷりをする
A『昼休憩に取りに行く。』
カルエゴ｢そんな短時間で飲める量ではないだろ。｣
A『他の教師に振る舞えば良い。』
カルエゴ｢何故私がそんな事をしなければならない。｣
むぅ…
アヴィド｢A〜！さっさと行こー。｣
A『勝手に行け。』
アヴィド｢今日からずーっと一緒に居ようね。カルエゴ先生は多忙だろうしさ。｣
カルエゴ｢なっ…！｣
カルエゴ昼休憩、1人で来るように。
カルエゴはアヴィも苦手みたいだ。
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刹那(プロフ) - カルエゴ先生大好きなのでこの作品を見つけられて嬉しいです。更新頑張ってください！ (2020年6月10日 10時) (
レス) id: c8d90afbad (このIDを非表示/違反報告)
ラム - 続きが気になる (2020年5月10日 20時) (レス) id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)
るに - 面白いです！これからも頑張ってください！ (2020年5月3日 6時) (レス) id: d1e4377471 (このIDを非表示/違反報告)
小夜子@元ペテン師(プロフ) - みゅーとさん» ありがとうございます！ (2020年4月27日 23時) (レス) id: 548ac281c0 (このIDを非表示/違反報告)
みゅーと - 面白いっすね、これからも更新がんばってくださいね (2020年4月27日 23時) (レス) id: c22a47d948 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ペテン師 | 作成日時：2020年4月11日 19時
