38話：大きな背中に憧れて ページ41
「ただいま〜」
悠佑「おかえり。もうすぐ夕飯できるで」
「やった。お腹すいた〜」
12月31日の夜6時
明後日の準備を終えて僕は帰宅
2日まで兄者とゆっくり過ごします
「にぃは仕事かぁ……大変やねぇ」
悠佑「ちゃんと仕事を片付けとかんのが悪いやろ。会社員やないねんから、計画的に自分で進めな」
「んふふ(笑)ごもっとも」
悠佑「あ、蕎麦どーする？一応買ってはあるで」
「ん〜…夕飯は？」
悠佑「……うどん」
「……じゃあいいかな」
悠佑「せやなwあと海音に荷物届いとったよ。そこのテーブルの上」
「！」
やっと届いた！！
再販なしの限定グッズ！
悠佑「なに届いたん？」
「いれいすの缶バッジ！7個ね」
悠佑「7……？全員分買っても6個やろ」
「兄者のは2つ買ったの。鞄に付けるのと部屋に飾るやつ」
悠佑「他のは？」
「並べて飾っておく。兄者のだけ外すのは嫌やし、日常的に持ち歩きたいから7つ買ってん」
悠佑「……ホンマに俺のこと推してるんやな」
「うん。僕はこうやって推しと話せるし食事もできる。触れることもできる。オタクにとってこんなに幸せなことはないよ？」
悠佑「そうか(笑)まぁ今日は、できればオタクとしてやなく弟として隣におって欲しいな」
「もちろんそのつもりだよ」
簡単に答えてるけどね、今供給過多で軽く死にそう
そういうオタクを殺す発言をさらっとして微笑みかけるの辞めてもろて
まぁそこも含めて全部兄者のいいところなんですけどね
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
悠佑「もうすぐ年越すなぁ」
「CDTV始まるんやない？もう始まっとるかも」
悠佑「今BiSHやて………いやぁ今年はホンマにいろいろあったわ」
「そうやねぇ。兄者も僕もグループに所属して、活躍…できてるよね？」
悠佑「そこで不安にならんでもええやろwでも…せやなぁ、最初一発アイツらのこと殴ったろかなと思たよ。海音まで引きずり込んでって。けど海音がやりたかったの俺全然知らんかったからな。まだまだアカンなと思った」
「何があかんの？」
悠佑「弟のこと、もっとよく見とかんとなって」
「兄者は十分過ぎるくらい僕のこと気にしてくれとるよ。僕はいつだって兄者を追いかけてきた。兄者をいつか超えたいと思って、その背中を追い続けてる。だから兄者、ずっとそのまま、カッコよく居続けてね」
悠佑「もちろんや！！」
[ハッピーニューイヤー！]
今年もよろしくね、兄者
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flowe - あああコメ返ありがとうございます〜〜！私実を言うといむくん強めいむしょー寄りの箱なんですけどね(ややこしい) (2021年9月24日 15時) (
レス) @page34 id: 434a4dac8e (このIDを非表示/違反報告)
つむぎ - 完成致しましたので、見ていってくださるとありがたいです。https://uranai.nosv.org/u.php/novel/maaku8093/?p=%28%CC%BE%C1%B0%29&&ans=39 (2021年9月24日 0時) (レス) id: 7d04816b57 (このIDを非表示/違反報告)
flowe - え…あ…好きです(おい)もう可愛い……あの神影くん？そこ変わってもらって(殴 (2021年9月18日 16時) (レス) id: 434a4dac8e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：賽は投げられた | 作成日時：2021年9月15日 0時
