第五百八十七話「侍と鬼」(*)【洛陽決戦篇12】 ページ24
桂/猗窩座「「エリザベス/妓夫太郎、梅!走れェェェ!」」
桂「このまま爆煙に紛れて走れ!」
猗窩座「たとえ何が起きても足を止めるな!後ろを振り向くな!前だけを見て走り続けろ!」
桂「…できるか」
梅「…今更何言ってんのよ猗窩座」
妓夫太郎「俺達は今まで一度も立ち止まった事なんてないぞおお」
エリザベス『桂さん、あんたの行く先が明日だと信じて一緒に走ってきた』
梅/妓夫太郎/エリザベス「「『これからだって一緒よ/だああ/だ』」」
桂「…許せ、エリザベス。梅。妓夫太郎。皆」
猗窩座「この戦いは…今の俺達のままでは勝てないだろう」
桂「組織を率いる将のままでは」
猗窩座「守るものがある狛犬のままでは」
桂/猗窩座「「あれには勝てん/勝てない」」
桂「だから俺も戻らねばならん、組織の為でも仲間の為でもない。己の為に剣を振るう」
猗窩座「主の為でも守る為でもなく、己の為に力を振るう」
桂/猗窩座「「一匹の
猩覚「"逃げの小太郎"…"守るべきものを取り戻した狛犬"…確かそう呼ばれていたな、お前ら。とっくに仲間とトンズラしていると思ったが、まさか仲間を逃がす為に自ら盾になろうとはな」
桂「逃げられる相手かどうかぐらい見分けられなければ、そんな異名で呼ばれてはいないさ」
猗窩座「あぁ、それにせっかく主が俺の為に取り戻したものをまた何も出来ずに目の前で破壊される訳には行かないからな」
猩覚「成程、つまり観念したってわけか」
桂「観念では無い、決心だ」
猗窩座「俺も小太郎も、もう何処にも逃げはしないぞ」
桂「将"臆病さと強さは違う"!」
猗窩座「破壊殺・神 流星閃群光!」
〜神様戦闘中〜
ドゴォッ(ヅラと猗窩座が猩覚に棒切れで地面に叩きつけられた)
ミシッ(しかしヅラと猗窩座が棒切れを片手で持っている)
桂/猗窩座「「桂/狛治じゃない…ヅラ/猗窩座だァァァ!」」ドゴォッ
(猩覚の棒切れを思っきし腹にぶちかました)
ドゴォッ(しかし猩覚に棒切れを取られてそのまま壁に叩きつけられる)
キィンッ(ヅラの一撃を猩覚が受け止める)
バキィッ(猗窩座の一撃で猩覚がぶっ飛ぶ)
(猩覚とやり合うヅラ)
(ヅラの顔にパンチを食らわそうとするも、猗窩座に正拳突きで相殺される猩覚)
(その隙に猩覚の腕にしがみつくヅラ)
(猩覚の左手首から先を斬り落とすヅラ)
(猩覚の右足を引きちぎる猗窩座)
第五百八十八話「小細工する時は穴のないように」(*)【洛陽決戦篇13】→←第五百八十六話「自分の血液型知らない人ってたまにいるよね」(*)【洛陽決戦篇11】
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ベルン(←ヴィタ) - 逆に言うと三時間もあれば世界なんて崩壊する…恐ろしい子 (2021年4月29日 13時) (レス) id: 442ed9332f (このIDを非表示/違反報告)
まぁ、大丈夫っしょ。(プロフ) - ベルン(←ヴィタ)さん» まぁ、(名前)さんが天界創るのにかけた時間は学校から帰ってきて晩御飯ができるまでの約三時間ですからね… (2021年4月27日 20時) (レス) id: 842a485064 (このIDを非表示/違反報告)
ベルン(←ヴィタ) - 緊急の時にその着メロが流れるんですねわかります!7日で世界が…いやこの女神様ならそれすら覆しそうだぜ… (2021年4月27日 19時) (レス) id: 442ed9332f (このIDを非表示/違反報告)
ベルン(←ヴィタ) - まぁ、大丈夫っしょ。さん» 気に入りました!!それと失踪しない程度に頑張ってくださいね!!(*^-^)応援してます!! (2021年4月22日 19時) (レス) id: 442ed9332f (このIDを非表示/違反報告)
まぁ、大丈夫っしょ。(プロフ) - ベルン(←ヴィタ)さん» あのシーンは金時篇の後からずっとじっくり考えてたので自分でも渾身の出来なんですよ…気に入ってくれて何よりです! (2021年4月22日 19時) (レス) id: 842a485064 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まぁ、大丈夫っしょ。 | 作成日時:2021年4月8日 18時