第五百六十四話「主君とは(哲学)」(猗窩座、星の丸冬、ウァラク・クララ、ハサミ、土井半助、雑渡昆奈門出ます)【将軍暗殺篇13】 ページ1
A「だからね、あたし達はアンタらみたいなとんだ愚か者を抱え込んだ覚えはないっつってんだけど」
〜一方その頃、漸達は〜
喜々「殺せェェェ!征夷大将軍の命が聞けぬのか!」
土井先生「…敵の神輿を取り込んで操り人形にしたのか。何処をどう見ても壊れてるアレに傀儡政権が務まるのかは謎だけれど」
天導衆「落ち着くがいい喜々公、賊の残党は烏達がじきに片付けよう。それに貴殿の邪魔をできる者など最早何処にもいない。たとえ元将軍であろうともな」
クララ「あいつらなんかがイロハち達に勝てるわけないもん!それにイロハちは神様だから将軍様なんかよりずっとずーっと偉いもん!」
天導衆「さあ、茂々公の身柄をこちらへ。そなたらが懸念する事態など起こり得ぬ事はわかったはず」
全蔵「尚更渡せるかよ、たとえ将軍の座を退いたとしても喜々にとって茂々が最も邪魔な存在である事に変わりはねェ」
天導衆「…どうした、渡さぬと言うのか。解っていると思うがこれは喜々公…新しき将軍の命だ。これに従わぬとあらばどうなるか…茂々公の命を守ったそなたら忠臣達を
新八「…ぐっ!」
漸「…将軍?」
天導衆「フッ、茂々公を保護せよ」
将軍「下がれ」
(沈黙が流れる)
将軍「聞こえんのか。無礼である、下がれと申している。私を誰だと心得ている、征夷大将軍、徳川茂々であるぞ」
天導衆「…茂々公、聞こえなかったか。貴殿はもう…」
将軍「聞こえなかったか。将軍は私だと言ったんだ。将軍に命を下せる者など神でもなければいるまい、私の前から下がれ」
全蔵「しょ…将軍あんた…」
将軍「すまぬ全蔵、そなたらはその身を賭して私を護ってくれた。私が将軍でなくなっても、それでもただの友人徳川茂々を護ろうとしてくれた。だからこそ私は将軍であり続けなければならない。私の為に、国の為に散っていった命を無駄にしないためにも、私は
クララ「将ちゃーーーーーーーん!」
喜々「そのためにはここにいる友たちの死にも耐えると!よかろう茂々、望み通りにしてやる!此奴の臣下達を賊としてまとめて討ち取れェェェ!」
第五百六十五話「地獄にも上下関係はある」(*)【将軍暗殺篇14】→
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ベルン(←ヴィタ) - 逆に言うと三時間もあれば世界なんて崩壊する…恐ろしい子 (2021年4月29日 13時) (レス) id: 442ed9332f (このIDを非表示/違反報告)
まぁ、大丈夫っしょ。(プロフ) - ベルン(←ヴィタ)さん» まぁ、(名前)さんが天界創るのにかけた時間は学校から帰ってきて晩御飯ができるまでの約三時間ですからね… (2021年4月27日 20時) (レス) id: 842a485064 (このIDを非表示/違反報告)
ベルン(←ヴィタ) - 緊急の時にその着メロが流れるんですねわかります!7日で世界が…いやこの女神様ならそれすら覆しそうだぜ… (2021年4月27日 19時) (レス) id: 442ed9332f (このIDを非表示/違反報告)
ベルン(←ヴィタ) - まぁ、大丈夫っしょ。さん» 気に入りました!!それと失踪しない程度に頑張ってくださいね!!(*^-^)応援してます!! (2021年4月22日 19時) (レス) id: 442ed9332f (このIDを非表示/違反報告)
まぁ、大丈夫っしょ。(プロフ) - ベルン(←ヴィタ)さん» あのシーンは金時篇の後からずっとじっくり考えてたので自分でも渾身の出来なんですよ…気に入ってくれて何よりです! (2021年4月22日 19時) (レス) id: 842a485064 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まぁ、大丈夫っしょ。 | 作成日時:2021年4月8日 18時