No.19 ページ30
おそ松兄さんの口から出た言葉は僕が想像できないくらい信じられない言葉だった
十「そ…それって…どう………いうこと?」
あまりにも突然のことに言葉が詰まる
お「だからお前は一度死んでいるんだ、とある少女とともに」
少女………?
女神様のこと……?
ふと一松兄さんを見ると真剣な目で僕を見る
お「なぁ…十四松、お前は幸せか?」
勿論だよ!………と即答したかった
十「も、勿論だっよ…?」
少し間を置いて発した声は裏返る
なんでだろう…兄さんの視線が突き刺さる
お「幸せの中の不幸だな」
十「それってどういう…」
お「今の十四松は十四松じゃないんだ」
ト「えっ………」
持っていたトケイソウがグシャッと嫌な音を立てる
. .
お「お前の女神様も大したことをしたもんだよ…マジで」
何を言っているのか全く分からない
僕の思考が追いつく前に兄さんは話を進めていく
【お「お前は一度死んでいる」】
その言葉だけが僕の頭の中を周り続ける
頭が痛い
お「十四松、落ち着いて聞け。お前が持っている林檎の匂いのする技あるだろ?」
お「あれはお前のじゃないんだ」
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作者名:しおんの蜂蜜 x他2人 | 作成日時:2018年6月9日 23時