殺しても.... ページ8
Aは地下牢へ足を運んだ
カツン、カツンとわざとヒールの音を立てながら
ピタッとその足音は止まり、凛としたAの声が部屋中に響いた
『こんにちわ』
Aの目の前には手足を鎖で繋がれて牢の中へ入れられている女が此方を睨みつけている
『こわいこわ〜い、そんなに睨まないでよ』
ガチャッと牢の鍵を外し、中へ入る
女「お前のせいで私は治に捨てられたんだ!お前さえ居なければ....お前さえ居なければ治は私のモノだったのに!!
殺してやる.......殺してやるッッ!!」
今にも飛びかかりそうな女をAは眺めた
『私さぁ、君の所為で部下たちに影口叩かれるようになったんだよね
で、今此処で君を殺しても部下達に今以上に影口叩かれたり暗殺されそうになるから
君に私を殺して頂きたいのよね』
この女、いきなり何を言いだすと思えば自分を殺せ?
女「頭がいかれたか?」
『いかれてなんていないさ
もう嫌なんだよ
皆、影口ばかりww
もう幹部とかもどーせ私なんか務まらないしw
もう"楽になりたい"』
そう言ったAは何処か儚げだった
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はるか(プロフ) - 虞艶さん» ありがとうございます!!!がんばりますね!! (2017年3月5日 22時) (レス) id: 358734c99a (このIDを非表示/違反報告)
虞艶(プロフ) - 嗚呼!!とっても良いです!最高です!更新待ってます!頑張ってください!応援しています! (2017年2月28日 23時) (レス) id: 568d874e06 (このIDを非表示/違反報告)
和 - よかったです! (2017年2月26日 21時) (レス) id: 70dae8966d (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 和さん» 違いますよっ!!なかなか話が浮かばなくてっ!!無理なんてまっったくしてないので!!むしろありがたいくらいです!! (2017年2月26日 0時) (レス) id: 40d5298c29 (このIDを非表示/違反報告)
和 - 私の発言で無理させてしまっていたらすみません (2017年2月25日 20時) (レス) id: 70dae8966d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はるか | 作成日時:2017年1月22日 17時