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所有物 ページ5

太宰は気を失ったAを背負うとある薄暗い牢屋のような場所に閉じ込めた




どうして?




私のAだから




自分の所有物は自分の好きにしていいだろう?





あと、前からポートマフィアの隠れ幹部なんて辞めてしまえばいいと思っていたからね






太宰「ふふ.....ずっと一緒だよ。死ぬまでずーっと私のモノだ」



Aに足枷を付け、手錠を付ける



何処にも行かないように




何処にも行けないように





私から離れないように








太宰「嗚呼、なんて美しいんだ」





太宰はAの服を脱がしていき、頸に赤い痕が付いているのを見つけた




太宰「私のAを汚すなんて....」




下に手を伸ばすとドロッとした白い液が溢れていた




太宰「...」




太宰は全てかき出し、綺麗に拭いてやった



太宰「Aは悪い子だね。



私を嫉妬させる天才だよ



本当に許せないなぁ」





真新しい服をAに着せ、赤い痕の上から新しく私のモノだという印を付ける




『ん....ッ....いた....ぃ....』



Aが目を覚ました



太宰「やぁA

よく眠れたかい?」


優しくAに微笑む太宰



『ひ....ッ.....』



太宰を見るなり怯えた顔をし、距離を取ろうとする



しかし、手足に付けられたものが邪魔で離れられない


太宰「せっかくの再会なんだ



カレカノらしい事をしようじゃないか」




じりじりとAに近づく太宰



整った顔で近づいて来られると普通の女の人はイチコロだろう



でもAの場合は違った




『やっ.....来ないで....やだ....ぁ....ッ!!』



ガチャガチャと手錠と足枷を外そうとするが、ヘアピンを持って来ておらず、取れない




太宰「ほら股開きなよ」



スッと私の腰に手を回す治



ゾクッと身体が震え、脳から危険信号が送られてくる



『ちゅ....やぁ...ッ』



ポロポロと涙を流し、怯えるAから発せられた中也の名前



太宰「...A?どうしてあんな蛞蝓の名前を呼んでいるんだい?私に今以上に嫉妬して欲しいのかい?」


機嫌が悪いときの声のトーンだ



『わ...たし...治と別れる...



中也と...付き合うからぁ...!!』




震える声で治の目をキッと睨みつけ言った




太宰「…私と別れる?何を莫迦な事を言っているんだい?



不可能だよ




君は私から離れられない



私は嘘を吐かないよ



中也の元へ行っても結局は私の元に泣きながら戻ってくるのさ」


太宰は余裕そうに言った

嘘だ→←窮地



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はるか(プロフ) - 虞艶さん» ありがとうございます!!!がんばりますね!! (2017年3月5日 22時) (レス) id: 358734c99a (このIDを非表示/違反報告)
虞艶(プロフ) - 嗚呼!!とっても良いです!最高です!更新待ってます!頑張ってください!応援しています! (2017年2月28日 23時) (レス) id: 568d874e06 (このIDを非表示/違反報告)
- よかったです! (2017年2月26日 21時) (レス) id: 70dae8966d (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 和さん» 違いますよっ!!なかなか話が浮かばなくてっ!!無理なんてまっったくしてないので!!むしろありがたいくらいです!! (2017年2月26日 0時) (レス) id: 40d5298c29 (このIDを非表示/違反報告)
- 私の発言で無理させてしまっていたらすみません (2017年2月25日 20時) (レス) id: 70dae8966d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はるか | 作成日時:2017年1月22日 17時

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