色々★B★Ｌ★短編集2

『触れてほしい』14 ページ24

そらるside



ふられる覚悟でいた。

気持ち悪いって、突き放される覚悟で。


でも、夢にまで見た結果だった。



信じたくて、でも信じられなくて、目を見開いた。



どうやらまふも同じようだった。



あぁ神様、こんな俺が幸せでいいんですか？



あの綺麗で繊細な笑顔を俺が守っていいんですか？





もし、いいのなら。



絶対に不幸にさせない。



どんなときでもコイツといるって、誓える。





だから＿＿＿







「俺と、付き合ってくれますか…？」





「…っ…はいっ！


これからも、よろしくお願いします…っ」



顔を真っ赤に染めて、涙で濡らしてでかいのが
抱きついてきた。



ふわっと香る俺の大好きな香り。




これからは、二人で。





歩いていくって決めたんだ。

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