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第34話 ページ36

スラグクラブ当日になると、私とトム君は定時より早めに行った。

たくさんの会話があり、後半、原作のところが始まった。


  「先生、メリィソート先生が退職なさるというのは本当ですか?」

  「トム、トム、たとえ知っていていても、君には教えられないね。」

スラグホーン先生は指をトム君に向け、叱るように振ったが、同時にウィンクした。

  「まったく、君って子は、どこで情報を仕入れてくるのか、知りたいものだ。
  教師の半数より情報通だね、君は。」

そう、トム君は本当に情報を集めるのが得意だ。いつも、教えてもらっている。

トム君は微笑した。ほかの少年たちは笑って、トム君を賞賛の眼差しで見た。

やっぱり、猫かぶりトム君もいいなと思いながら、一応ほほ笑んでおく。

  「そういえば、トムとAは、恋仲なのかね?」

驚いた、スラグクラブに入ったときは聞かれなかったのになぜ?

恥ずかしさで、赤くなりなりながらも聞く。

  「なぜ、そう思われたのですか?」

  「なんだか、2人の雰囲気が変わったように思えてね。」

嬉しそうに、笑っている。そんなに気が付いたことが嬉しいのだろうか?

  「よく分かりましたね。先生。その通りです。」

笑みを見せるトム君。

  「そうか、そうか。いつからだい?」

  「今年の夏からです。」

どんどん話が続いていく。うん、恥ずかしい。

  「知るべきではないことを知るという、君の謎のような能力、大事な人間をうれしがらせる 心遣い__ところで、パイナップルをありがとう、君たちの考え通り、これは私の好物 で。___」

やっと原作のところに戻ってきた。それが続く。

11時を知らせる時計が鳴る。

スラグホーン先生が声をかけ、男の子たちが去っていく。

もちろんのこと、トム君と私は残る。

  「トム、A、早くせんか。時間外にベットを抜け出しているところを捕まりたくない だろう。君たちは監督生なのだし、、、。」

子世代でハリーとダンブルドアにこの場面を見られることになる、というのは少し恥ずかしい。

それは、それで、おもしろいと思うけどね。






 

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設定タグ:ハリー・ポッター , ヴォルデモート , トム・リドル   
作品ジャンル:恋愛
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テラ(プロフ) - そうですか!寒くなって来ましたしね。 読んでくださり、ありがとうございます! (2015年9月28日 8時) (レス) id: f947faa49f (このIDを非表示/違反報告)
デッデデン - 私も豚汁食べたいです! (2015年9月28日 0時) (レス) id: ddb61e30b9 (このIDを非表示/違反報告)
おおい みすず ∞ - あっコメント、返してくれた!がんばれー (2015年9月15日 23時) (レス) id: c2179327a1 (このIDを非表示/違反報告)
おおい みすず ∞ - オオイ ミスズ (2015年9月15日 21時) (レス) id: c2179327a1 (このIDを非表示/違反報告)
おおい みすず ∞ - 頑張って〜♪いひひ えっーと、まぁ頑張って(パート2) (2015年9月15日 21時) (レス) id: c2179327a1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:スターチス | 作成日時:2015年7月3日 22時

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