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第21話 ページ23


「私は、未来を知っている。だからこそできないこともあるし、トム君に恨まれてしまうこともあるかもしれない。でも、私は、私のすべてをかけてトム君を守りたい。そして、できれば一緒にいたい。」

トム君は珍しく笑う。

  「Aは、自分のことを守っていなよ。でも、その気持ちは素直に受け取っておくね。あと、君がどんなことをしたとしても側にいてあげる。君は僕がいないとだめみたいだから。」

渋々、という感じだがツンデレなんだろう。
うれしくて、うれしくて、トム君が可愛くて、涙目になりながら笑った。不格好だっただろう。
 
「ありがとう。」
私は、これしかいえなかった。

テストは、もちろんのことトム君に勝てなかった。
トム君、余裕で一位。私は、トム君に教えてもらい何とか二位だった。

私たちは、二年生になった。
トム君は仲間を作った。まあ、アブラクサス・マルフォイやオリオン・ブラックなどの死喰い人になる人たちだ。
それは、置いといて最近気が付いたのは、トム君がモテるということだ。
よく、手紙を貰ったり呼び出しされたりする。

いや、だからといってどうということはないんだけどね。


そして、私たちは四年生になった。
来年は、ついに秘密の部屋が開かれる。
原作を、最低限変えないつもりでいるから何もしないでおこう。
最近、よく考える。私がトム君に感じている気持は、”守りたい”だけなのか。



そんな中、グリフィンドールの女の子に呼び出された。
呼び出しをくらったのは初めてなので緊張、というより恐怖を覚えた。

 

「何か、御用でも?」

私は、ビクついているのがばれないように聞いた。

  「ええ、あなたに質問があるの。」

彼女は苦しそうに口を開く。

  「あなた、トムさんのこと好きなの?」

トム君のファンクラブの御方らしい。何が起こるか分からないと思ったが、グリフィンドールだし、悪い子には見えなっかたので、少し考え、思ったことを口にした。

  「分からないわ。私が、彼に抱くのは守りたいという気持ちと、そばにいたいという気持ちなの。」

そういうと、彼女は悲しそうに笑い、「その気持ちは、愛というのよ。」といった。




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リドルが母と父のことを知るのは、五年生ですが変えさせていただきました。
申し訳ないです。

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設定タグ:ハリー・ポッター , ヴォルデモート , トム・リドル   
作品ジャンル:恋愛
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テラ(プロフ) - そうですか!寒くなって来ましたしね。 読んでくださり、ありがとうございます! (2015年9月28日 8時) (レス) id: f947faa49f (このIDを非表示/違反報告)
デッデデン - 私も豚汁食べたいです! (2015年9月28日 0時) (レス) id: ddb61e30b9 (このIDを非表示/違反報告)
おおい みすず ∞ - あっコメント、返してくれた!がんばれー (2015年9月15日 23時) (レス) id: c2179327a1 (このIDを非表示/違反報告)
おおい みすず ∞ - オオイ ミスズ (2015年9月15日 21時) (レス) id: c2179327a1 (このIDを非表示/違反報告)
おおい みすず ∞ - 頑張って〜♪いひひ えっーと、まぁ頑張って(パート2) (2015年9月15日 21時) (レス) id: c2179327a1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:スターチス | 作成日時:2015年7月3日 22時

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