色々なzmニキ企画【w.r.w.r.d!】 (ページ8)

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ゲー友ページ8

【gameclear…?】

｢お疲れ様でした～｣

『こちらこそお疲れ様でした!』

ぷつり、と通話が切れる。

『私、あのクリーパーさんと一緒にプレイしたんだ…!』

驚きとワクワクと喜びとで、上手く感情が表せない。
私は、超現役社会人のA。昔からゲームと共に過ごしてきた、いわばゲームオタク。そのおかげか、多分上手い方であろうPSがつき、一人でやるのも面白くないからとのんびり参加型のゲーム配信をしたり…とにかくゲームさえ出来れば良い。
そんなある日、なんとなくTwitterを覗けば、1件のDMが届いていた。

送信主は、クリーパーさん。某ゲームの敵MOBの名前をしているその方は、とにかくゲームが上手。他のプロゲーマーを次々に打ち負かしたり、動画アプリにゲームのプレイ動画を投稿していて、その腕前がプロゲーマー並の実力であることから、現役プロゲーマー説があるが、その正体は謎に包まれている人。
そんな方からDMがきている…??理由もわからずとりあえず見てみる。

｢初めまして、クリーパーと申します。突然のDM申し訳ありません。もしyukinoさんがよろしければ、いくつかゲームコラボを撮影させてくださらないでしょうか？｣

2度見した。あの超人的なPSで他の人々を圧倒させ、ゲーム界隈に嵐を起こしたクリーパーさんとコラボできる…こんな機会は滅多にない!

『初めまして、yukinoです！わざわざDMして下さりありがとうございます！こちらはコラボ大丈夫です!何時頃がよいという希望はありますか?』

落ち着いてDMにメッセージを返す。真剣に文章の中身を見て、誤字脱字や変なところがないかを確認してから送信する。

案外すぐに日程は決まった。私とクリーパーさんの仕事の休みの日がたまたま同じらだったらしかった。
ゲーム実況コラボをとってから2人でライブ配信する、というもの。とりあえずその日程で予定をすごし、無事に撮影とライブを終えたのが先程。

『ほんとにすご～い…敵がどんどん死んでくし…さすが、プロゲーマー説ある人だなぁ』

今日が永遠に続いてくれればいいんだ、と考えつつ明日仕事で提出する書類がゲームの時間までに終わりきらなかったのを思い出してため息をついた。