67話 ページ27
説明を受け、試験会場に移動する。
虎杖｢術式での攻撃は禁止！ただ物に呪力を込めてそれを使用するのはOK！｣
『まあ虎杖君は術式持ってないですもんね。圧倒的に私が有利になる。』
虎杖｢そゆこと！！ぶっちゃけ七海がどれだけ強いかわかんないからどのくらい加減すればいいのか…｣
『しなくて結構。一応準一級術師なので虎杖君が思ってるより強いですよ。』
虎杖｢っおう！！｣
虎杖君の強さは私もわからないが、あの両面宿儺の器だ。
手加減なんて考えない方が良いですよね。
私達は位置につき、アナウンスがあるまで待機している。
《ﾘｶﾊﾞﾘｰ｢レディイイ…ゴォ！！！｣》
開始の合図と共に目の前に虎杖君が現れる。
『！！』
虎杖｢七海が言ったんだからな！手加減無しって！！｣
『ええ。』
ーーーーーーーーーー
開始から20分経過。
『…ハァ……ハァ…』
思ってたよりヤバい。
あと10分くらい。
どうするか…
逃げるのは絶対に無理。
伏黒君情報によると50m3秒だとか。
個性ありの飯田君より早いのでは？
化け物だアレは…
となると潰さなきゃ勝てない。
彼を潰す算段を考えなくては…
彼はパワーも速さも異常。
ぶっちゃけ正面戦闘で勝てる気はまったくない。
が、やるしかありませんね。
虎杖｢見つけた！！！｣
『！！』
上から拳を構えた虎杖君が降ってきて咄嗟に避ける。
が、虎杖君に顔を掴まれ浮かされる。
虎杖｢やっと捕まえた…持ち方アレだけど許して。あと10分くらいかな？このままにしとくか…｣
私は虎杖君の手を離そうとするが、ビクともしない。
虎杖｢七海はさ、多分他の人達より力強いだろうけど俺には敵わないよね。｣
男と女の力の差ナメてます？
そりゃあ虎杖君の方が強いでしょうよ。
でもまァ…
バキッ！！
虎杖｢え｣
私は膝を上げ、虎杖君の腕を折った。
虎杖君は手を緩め、私は何とか脱出。
その後すぐに事前に配られたカフスを虎杖君の手首につけた。
《ﾘｶﾊﾞﾘｰ｢七海！条件達成！｣》
『すみません虎杖君。すぐに応急処置します。』
虎杖｢び、ビックリした…まさか折ってくるとは思わなかった…痛ッ！！｣
『大人しくして下さい。折角綺麗に折ったんですから。』
虎杖｢綺麗に折ったって！｣
私は背から呪具を取り出し、2つに折る。
虎杖｢…七海って折るの好きなの…？｣
『どういう質問ですかそれ。』
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ディズニー☆ - この作品とても読んでいて楽しかったです！続きが楽しみです！ (2022年1月21日 18時) (
レス) @page49 id: dc0aeecdb4 (このIDを非表示/違反報告)
氷飴 - 更新されてて嬉しかったです！これからも無理ない程度に頑張ってください！ (2021年12月7日 15時) (レス) id: ab4c7ac665 (このIDを非表示/違反報告)
氷飴 - 続編おめでとございます！毎日ワクワクしながら読んでおります！これからも無理ない程度に頑張ってください！ (2021年9月21日 16時) (レス) @page10 id: ab4c7ac665 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭 - 続編おめでとうございます！前作から拝見していたのですが、とても面白くて更新が楽しみになっております。応援してます！頑張ってください！ (2021年9月19日 11時) (レス) id: d99c906f1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なーー | 作成日時：2021年9月19日 11時
