40話 ページ41
体育祭に伊地知さんを含め、何人かの補助監督さんが来ている。
今のような事があった時のために。
伊地知｢Aちゃん！！あ、伏黒君も！！｣
『伊地知さん。わざわざすみません。』
伊地知｢いえ！呪詛師は…アッ。｣
伊地知さんは物間君を見て口を塞いだ。
『大丈夫ですよ伊地知さん。多分視える側の人間です。』
伊地知伏黒｢｢え。｣｣
『…ですよね？物間君。』
そう物間君に聞くと物間君は顔を真っ赤にさせていた。
『物間君？』
伏黒｢離してやれ物間を。｣
『ああ、すみません。』
物間君の腰に回していた手を離した。
すると今度は物間君が私の腕にしがみついてきた。
物間｢離れないでって言ってなかったっけ！！？！？(パニック中)｣
『は？』
伏黒｢ついにやったなお前。｣
『どういう意味ですか？』
てか物間君さっきより顔赤くなってますが。
『物間君。答えなさい。貴方、視えていますよね？』
物間｢視えてます…｣
物間君はそう言いながら私の肩に顔を乗せる。
『重いし近いです。』
物間君を離すと何故かショックを受けている物間君。
物間｢僕の事嫌いになったのかい！？｣
『好きでも嫌いでもないですが、今少し嫌いの方に傾きました。』
伏黒｢…いつかこういう奴が出るとは思ってた…｣
『一体何の話を…』
伊地知｢…もしかして物間さんところの…！！｣
この話は無視か？
伏黒｢伊地知さんお知り合いですか？｣
伊地知｢数回会った程度ですが…物間さんは窓の方で…｣
物間｢そうさ！｣
だと思った。
何となく見た目が似ているからそうかなと。
あの後伊地知さんは呪詛師を回収し去っていった。
物間｢にしても2人が呪術師とはね…｣
伏黒｢気づいてなかったんかよ。｣
物間｢てか2人いるなら1人B組にいても良くない！？ねえ！？AさんB組来てよ！！｣
『私にはそういう権利が無いので無理です。』
伏黒｢めんどくせぇのに好かれたな。｣
『好かれてるんですかコレ。』
抱きついてこようとする物間君を避けながら会話をする。
伏黒｢あ、そういやお前準一級とか聞いてねぇぞ。｣
『言ってませんでしたっけ？』
伏黒｢聞いてねぇ。俺より先に行きやがって。｣
『すみません。もう話していたのかと思っていました。』
物間｢顔も声も性格も良くて強いとか反則じゃないかぁ…！！｣
『執拗いですよ。』
物間｢その上ツンデレ！！｣
『祓っていいですか？』
伏黒｢やめとけ。｣
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小豆(プロフ) - この作品に出会ってからガチめに7回くらい読み直してます 読み終わったーと思ってもしばらくしたらまた読みたくなって戻ってきてしまいます ナナミンと妹ちゃんの関係が尊い! (4月3日 23時) (
レス) id: c4283ec22a (このIDを非表示/違反報告)
akira(プロフ) - コメント失礼します…設定見た瞬間に秒でお気に入り登録して、イッキ見です。すっっごい面白くて最高です、応援してますッッッ！！ (2022年2月26日 21時) (レス) @page1 id: b38b8bc088 (このIDを非表示/違反報告)
魔灯 - 尾白くんｯｯｯ！！！またもや瞬殺.....ちょっとかわいそうになってきたwwwwww (2022年1月4日 17時) (レス) @page8 id: 43f1bbcd44 (このIDを非表示/違反報告)
イヴェル - 読み始めて早々耳郎ちゃんの言ってたことがわかりみがマリアナ海溝すぎた。なにこれウケる。えっ……ちだよね取り敢えずナナミン愛してる妹ちゃんも今愛した。 (2021年9月6日 23時) (レス) id: 1cd0c51a72 (このIDを非表示/違反報告)
おこと - とても面白いです！続き楽しみにしてます！ (2021年8月28日 21時) (レス) id: bff8d73ccb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なーー | 作成日時：2021年8月21日 1時
