現実味のない恋【オリジナル】 (ページ2)

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２話：君との出会いページ2

「おい！危ねぇよ！聞こえてんのか！」

『わぁー』

「何やってんだよ！」

『ごめんなさい』

「お前泣いてんのか？」

『、、、。』

抱き寄せられた。

「聞いてごめん。けどあんなとこ２度とたつなよ。」

『、、、。』

あまりの出来事に驚いて声が出ない

しばらく泣いたと思う。

「大丈夫か？」

『大丈夫、ごめんなさい。』

「そういえば、見ない顔だけど、転入生？」

『はい』

「そっか、名前は？」

『守山早絵。２３ＨＲです。』

「やっぱ、同じクラスか。俺、市ノ瀬蓮よろしくな」

『よろしくです。』

「俺もう行くけど、顔洗って教室来いよ。」

『はい！あのー』

「ん？なんだ？」

『ありがとう』

そのままドアの方に行ってしまった。

けど、最後に手を振ってきてくれた・

そのときは、まだ彼の事を知らなかった。