ポーカーフェイス

第四十三話 ページ45

「おぉ〜1面だ〜！！」

「すごいね〜入間ち！」

「流石だね」

「すごいな〜くろむちゃんより記事でっかいじゃん！」

「くろむ？」

「知らな「知らないの？！これだよ。『アクドルくろむちゃん！』魔苦針ドームで朝昼晩ライブ開催中なんだよ」

(かぶされた…)

「あくど…？」

「そっからなの？！」

「嘘でしょ」

「仕方あるまい！入間様は〜」

アズが入間にアクドルの説明をしているが、リガーレたちは知っているので聞き流す

「てかリガーレなんかさっき怒ってた？」

「よくわかったね。くろむちゃんは好きなんだ。」

「へ〜」

「人気のアクドルは魔界でも優遇されます」

「中でもくろむちゃんは若手のエース
パフォーマンスよし！歌よし！というか」

「めっちゃ可愛い。これに尽きるね」

「キューティー！！」

「キューテスト！！」

(なんかふえた)

「この朝昼晩ライブまさに今日なんだよ！」

「昼ライブはこの後すぐだよ！
みんな楽しんでね♡」

(可愛い)

「チケットはいつも即完売！VIP席は抽選でくろむちゃんと直に話ができるらしいよ」

「私も今日の昼ライブからVIPで見る」

「え。羨ましい！！」

『いるまくんいるまくん
至急放送室へきてください
くり返します』

「ちょっといってくるね！」

「いってら〜」

「当たり前のようにアリスとクララがついて行ったね」

「そんなことより本当に持ってるの？！」

「うん。これ」

「本当だ！！どうやって手に入れたの？！」

「もうすぐ悪周期が近いからお祖母様がくれた。」

「あぁ〜納得」

「いつもとってるの？」


「うん。悪周期が近くなるとだいたい人気のアクドルのVIPをとるんだけど、最近くろむちゃんにハマったからとって貰ったんだ。」

「へぇ〜いいなー」

「まぁ、でもウルト家だからね」

「あ、そろそろ行くね。」

「楽しんできて〜」

「うん」

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