ポーカーフェイス

第四十話 ページ42

師団披露が終わり、翌日。

問題児クラスの男どもはジャズによって呼び出されていた。

ジャズ「さて、今回呼んだのは他でもない。ここにいる裏切り者を洗いだすためだ」

入「裏切り者？」

ジャズ「ああ」

カ「…わかります。その裏切り者が誰か…」

ガ「言うまでもないでござるな」

リ「え、え、誰？」

「「「「お前だよ！！」」」」

サ「まぁ、確かに最近主とリガーレ子女は最近仲が良いな」

ア「帰りましょう入間様」

入「え」

ジャズ「待て！」

リ「まって欲しいのは僕！！なんで僕が裏切り者？！」

カ「自分の罪をわかってないようですね」

ジャズ「そうだ！！まずその一！！
お前呼び捨てて呼びあってるだ ろ！！いかにも姐さんが好きって顔しながら！！」

リ「どんな顔？！てかそれは仲良くなっただげじゃん！！てか、なんかジャズ必死だね。好きなの？リガーレのこと」

ジャズ「…いや、違う。お前が1人で恋愛しようとするから、リ「好きなの？」
…そうですよ！好きですよ！てかこの中にリガーレさんのこと嫌いな奴いる？！」

カ「いません！！」

ジャズ「だろ？！」

入「開き直っちゃった…」

ア「帰りましょう。入間様。こんなアホどもに付き合ってる暇はありません。」

ガ「いや、せっかくの男子会。楽しもうでござるよ！ほら、アガレス殿も起きるでござる！！」

アガ「あぁ？寝みぃ」

ジャズ「とにかく！！リードは有罪！！」

カ「いや、極刑ですぞ。」

入「というか、僕はてっきりリードくんは姐さんが好きなのかと…」

リ「姐さんはなんて言うかさ、神じゃん。触れてはいけないみたいな」

ジャズ「あ〜」

カ「うんうん」

アガ「いい匂いするよねアロマ系の」

ガ「人懐っこいでこざるしな」

リ「つまり、姐さんは男子が触れていいお方ではない！！」

ジャズ「じゃあやっぱり狙ってるの？リガーレのこと(圧)」

リ「いや、それはその〜」

ジャズ「さっさと言え〜」

ア「なよなよするな」

入「アズくん？！」

リ「あわよくばとは思ってますよ！！」

ガ「開き直ったでござる」

ジャズ「やっぱり！！」

リ「だってなんか可愛いじゃん！！表情変わらないけど気分によって尻尾めっちゃ揺れるし！！口は乱暴だけど優しいし！！」

ジャズ「は？乱暴？」

リ「え、乱暴じゃん」

入「？リガーレさんは口は悪くないよ」

ア「入間様の言う通りだ。」

リ「え、僕だけ？」

ジャズ「お前それって…」

第四十一話→←第三十九話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す