ポーカーフェイス (ページ33)

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第三十一話ページ33

「今年も良い1年が入団してくれたわぁ〜」

「フッそれはどうかな」

「どういう意味ですか」

「うちの師団に入った1年の方がずっと優秀だね！」

「なら勝負しますか!?」

「いいでしょうしかしどうやって！？」

「そうだ！」

「師団披露をしよう！」

「と、言うわけでもうすぐ師団披露が始まる。前夜祭、本祭、後夜祭、3日間トラブルは必ず起こる。それを解決し、阻止するのが我々の約目だ。」

「「「「「「はい！」」」」」」

「また、師団披露は一年の見せ場でもある。ナフラ、リガーレ、頑張っているところをしっかり親に見せるんだぞ！」

「「はい！／ギョ！」」

〜〜〜

「いよいよ前夜祭！お互い頑張ろう、ナフラちゃん。」

「ギョ！」

「よし、見回りいこう。私はこっちに行くから、ナフラちゃんはあっちをお願い。」

「ギョ！」

〜〜〜

「あ、入間軍だ。」

「リガーレさん！見回りですか？」

「うん。それは…なんか随分小さいね。」

(期待外れか？)

「「「にま〜」」」

「！どうやらすごい仕掛けがありそうだね」

「フッフッフ、きっとリガーレちめっちゃ驚くよ！」

「入間様の考えた案は素晴らしいぞ！」

「それは楽しみだね。期待してるよ」

「はい！」

(まぁ、お楽しみってとこかな)

〜〜〜

「ナフラちゃん、見回り終わった？」

「ギョ」

「じゃあ戻ろうか」

「ギョ」

そして

「さぁ皆の者準備はいいか！
いよいよ明日祭りが始まる！！」

リガーレは少し気がぬけていた。

明日はリガーレにとって忘れられない、そして、入間から信頼が遠ざかる日になる。