ポーカーフェイス

第三話 ページ4

入学式がおわり、リガーレは嫌な予感がして中庭へと急いでいた。

「中庭で首席と特待生が殺し合いだってよ！」

「面白そう！どっちが死ぬかな！？」

(やっぱり、急がなきゃ！！)

リガーレが着いたときアスモデウスは怒り狂っていた。

(わぁーお。あんなになるなんて追加の追い打ちでもしたのかしら？)

アスモデウスは怒りに満ち溢れていた

(しかし、新入生であんなにも火球を操るなんて…流石アスモデウス…ってやばい！！このままじゃ生徒に攻撃が！！)

咄嗟にリガーレは女生徒を抱えて移動する。

そして振り向いた時に見たのは見事なジャーマン･スープレックスだった。

(流石ね…)

「あ、あの、助けていただいてありがとうございます！！」

「いえ、怪我はありませんか？」

「大丈夫です！！あの、私エイコっていいます！！本当にありがとございます！！」

「いえそんな、助けのは入間くんも同じですし、そちらにお礼を言っては？」

「は、はい(この悪魔かっこいい！！)」

(さて、私は入間くんの元に行くかな。やっぱり只者じゃないなあの悪魔…なんか悪魔らしくないし…)

まさか入間が人間だなんて夢にも思わないリガーレであった。

「入間くん。さっきの凄かった…ってどういう状況？」

「あ、リガーレさん！！なんかアスモデウスくんが配下になりたいって！！」

「まあアスモデウスは礼儀を重んじる悪魔だしね…良かったじゃん、配下ゲットだよ」

「何も良くないです！！」

「入間様！まずは誰から斬りましょうか！？」

「入間くん！この写真学園HPのトップ画面にしていい！？」

「やめてください！！」

(私空気だな…頑張れ入間)

鈴木入間(14)悪魔学校 入学

配下一名確保

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