第一話 ページ3
やっほー皆。元気?
俺はバリバリ元気だよ。
こっちの世界に来てはや数十年。今日はいよいよバビルスの入学式。
いやー入学試験、俺、結構頑張ったのよ。1位はアリスちゃんじゃないといけないし、かと言って2位もダメだし…3位を狙いに頑張った。そして、見事に3位。あんは
ほんとよくやったよ俺。
まぁ、そんなことは置いといて、今日は入学式!俺の今日の目標は、入間くんと仲良くなること。
で、今は入間くんを探してるってわけ。
そんなことを話しているうちに…見つけた♡
自然に話しかけるかな…めっちゃおびえてるし(笑)
「こんにちは。俺、アスター、アモル・アスター。君は?」
「え、僕ですか?!えっと…鈴木入間です。よろしくお願いします」
「よろしく〜入間くん。バビルス楽しみだね〜」
「そうですね…」
「楽しみじゃないの?」
「えっと、僕は無理やり入れられたというか、目立ちたくないんです」
知ってる
「ああ〜大変だね。でも、バビルスはめっちゃ楽しいから心配いらないよ。目立ちたくないは普通にしてたら目立たないよ」
普通にしてたら、ね
「あ、そろそろ始まるよ。」
「あ、はい!」
「起立!校歌斉唱」
『人間丸々我らの食い物
魂・血・肉 残さず啜れ』
元人間の身として聞くと凄い怖い歌詞
「えー続いて理事長挨拶…」
サリバン様だな
「入間くーんおじいちゃんだよー!実は孫が入学しましてね。これがもうかわいくてかわいくて。そんな孫と撮った一枚がこれです」
「入間くん理事長の孫だったんだ」
「いや、あの、そうみたいです」
「目立ちたくないは無理だね。がんば」
「…ど、どうしましょう」
「後ほど配布します」
(誰もいらないよそんなのッ)
魔入間ファンとしては欲しいな
「言いたいこと言ったからおわり」
呑気だなー
なんかカルエゴ先生めっちゃ怒ってる
ウケる
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作者名:キタキツネ | 作成日時:2023年8月3日 13時