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11なんて馬鹿な人の子 ページ13

沖田総悟side
目の前に立つのは、獣の目をした女
こいつはもう人間の目はしていなかった
俺の後ろには旦那達がいる。

・・・今はこいつを人間だと思わない方がいいだろう

『フフフ沖田総悟貴方は今私の事を人間だと思わない方がいいと思ったでしょ?』

総悟「!!」

『図星みたいね・・・でもそれで正解だよ?』

『私は人間じゃ無いもの』

総悟(またでさぁ)

女は紅葉はたまに自分で言ってて寂しい顔をする。
そして何もかもを見透かしているようだ
人間じゃ無い感じだ

――――――――――
紅葉side
関係無い
助けてやる
私には眩しい言葉だ
私に言っていい言葉てはない、私に向けていい言葉ではない。
だから私は突き放す

『貴方達は私の[罪]を知らない・・・
私の罪は誰にも許されない
だから、ほっといて』

これでいい。
これで私はいいんだ
本当に初めてなんだこんな言葉を投げ掛けられたのは
だからこれで・・・

私はいつの間にか沖田総悟は私の前から消えていた。
私は、木から離れて後ろを向きあるきだそうとしたそのとき

銀時「関係ねぇよそんなの」

『は?』

そう銀時の声が聞こえた
私は驚いて後ろを振り向く

銀時「お前がどんな化け物だろうと、どんな力を持っていようと俺達には関係無い」

銀時「そうだろ?神楽、新八」

神楽「そうネ私達皆そうヨ皆気にしないアルヨ」

新八「てゆうか、ここにいる皆化け物みたいなもんだしね」

新八も神楽もそう言う。
だけど・・・・

『だけど!!私が皆の側にいたら皆を傷つけて仕舞う!』

『私はそれが一番怖いんだ!』

私は叫ぶもう涙なんかポリポロ出して

『私は!!化け物だから!』

私は思うがまま叫ぶ

『だからもうお願いだから関わらない「じゃあ」
え?』

総悟「じゃあ、もしもテメェが暴走したら俺が止めてやりまさぁ」

いきなり沖田総悟はそんなことを言い出した

『何いって・・・』

総悟「俺が力ずくで止めて「これは間違ってる」
そう言ってやりまさぁ」

総悟「それでテメェが安心して俺達や旦那達と一緒にいれるそれでいいだろぃ」

私はその言葉に力が抜けた。
なんて馬鹿な・・・

『なんて馬鹿な人の子・・・』

総悟「!!」

私はまた倒れてしまった。
地面から私の血が夥しいほど出てくるのが分かる
その中で私は思う

なんて馬鹿な人の子・・・・

・・・だけど、こんなにも暖かい

私は襲い来る暗闇の中そう思った

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設定タグ:銀魂 , 沖田総悟 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:まぃ x他1人 | 作成日時:2017年9月18日 14時

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