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第378話 ページ29

私は何度も何度も泣いた。向こうの世界で、やっぱり忘れようとしても忘れることなんて出来なかった。


あのお婆さんが言っていたことは本当だった。


"チャクラとは、人の心を繋ぐもの"


本当に、私とあの人を繋いでくれた。


向こうの世界に戻った何日目かの夜、私は心の底からこの世界に戻りたいと泣きながら願った。


そしたら急に瓶が光って、気がついた時にはもう目の前にあの人の背中があった。


理由なんて何も考えずに、私はその人に飛びついた。少しでも早く触れたくて、夢を現実に変えたくて。


涙でグチャグチャになった顔で、私はただいまを言ったんだ。









「.....えーと、聞きたいことは沢山あるんだけど...取り敢えずまずは1つ目......お前...なんかでかくなった?」

「...?あ、ほんとだ!高三のままになってる!」

「?てことはお前今いくつ?」

「体は18歳、心は25歳...ですかね」

「...またややこしいことに...」

「ま、18歳なんてもうほとんど成長止まってますよ多分。大丈夫大丈夫」

「そんでまた見覚えのある格好だし...」

「あー制服のままだ...しかも部屋の中だったから靴履いてないし...」

「...はぁ...でもま!もうなんでもいーよ...A、ありがとう。帰ってきてくれて」

「!...はい!」









「じゃ、とりあえず火影様の所に...いや、その前にナルト達が先か?」

「そうですね...あ、カカシさん私靴ないんで運んでくださいよ」

「...仕方ないねぇ...よっ」

「は!?ちょっ何してんですか!!普通おんぶでしょ!!」

「だーからお前は直ぐに暴れるのやめなさいよ!だいたいあの時もこうだったんだし今更どっちでもいーでしょうよ。つかオレは人運ぶ時基本コレだし」

「そりゃそうかもしんないけど...ってか大体、あの時は子供だったからでしょう!?」

「今でも十分子供だから心配するな」

「精神面は成人済ですけど!?」









その後、私達はまずナルト達の元へと向かった。そしたらやっぱり窒息するくらい強く抱きしめられて、その後綱手様の所に行ったらこれまたやっぱり思いっきり抱きしめられた。


綱手様は「よく戻ってきてくれた」って心の底から喜んでくれた。


里のみんなも私を大歓迎してくれて、その日の夜は制服のまま、みんなでいつもとは違うちょっと良い焼肉を食べに行った。


途中、チョウジが制服にタレ飛ばしてきた時はさすがに怒った。その姿にみんなが笑った。



私は、世界で一番の幸せを噛み締めた。

第379話→←第377話 カカシside



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色葉(プロフ) - アイさん» 申し訳ございません、質問の内容がよく理解できず、お答えしかねますmmまたアイさんの創作活動に私が手を加えることも、アイさんの考えているお話に水を指すことになる為今後控えさせて頂きたいです。創作活動のご成功をお祈り致します! (2020年11月21日 11時) (レス) id: 93c4cf3f0f (このIDを非表示/違反報告)
アイ(プロフ) - 色葉さん» ボードでナルトの双子の妹の設定を教えてくださいませんか?お願いします!m(_ _)m本名と偽名もお願いします!m(_ _)m (2020年11月21日 8時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
色葉(プロフ) - なーなー@今日俺さん» そうなんですか!私もたまに聞いてます笑喜んでいただけて何よりです^^ (2019年5月7日 22時) (レス) id: 885b51bfb8 (このIDを非表示/違反報告)
なーなー@今日俺(プロフ) - 色葉さん» これ最近ようつべで見つけてからずっと聞いてるんですよ(笑) ここに書いてあってとても嬉しいです!! (2019年5月7日 6時) (レス) id: 17dfab9de5 (このIDを非表示/違反報告)
色葉(プロフ) - なーなー@今日俺さん» そうですよ!貴方解剖学です笑 (2019年5月6日 11時) (レス) id: 885b51bfb8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:色葉 | 作成日時:2019年2月9日 18時

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