第148話 ページ19
『ふわぁ〜〜っ』
朝が来た。のそのそと布団から体を起こし、涙が出る程大きな欠伸をしてぐーっと伸びをする。
いや〜よく寝た…昨日は体限界まで使っちゃってたから、きっと疲れが溜まっちゃってたんだろうな…久し振りにこんなにぐっすり寝たわ。
寝ぼけ眼を擦りながらぼーっとそんなことを考える。…ところで今は何時なんだろう？
『………あ？』
時間を確認するため辺りをきょろきょろと見渡した。のだが……
…おっかしいなぁー？なんでナルトしかいないんだ？うん？？
あれあれ？もしかして、もしかしてもしかしてもしかしなくても……
…これはやっちゃった感じですか！！？！？
『うぉぉおああああああ！！？ナナナナナナナルト！！は、はははやく！はやく起きろって！！』
「…んぁ？何だってばよこんな朝早くから…」
『なに寝ぼけたこといってんだこのバカ！！私達寝坊だよ寝坊！！皆に置いてかれちゃったんだよ！！』
「……ええええええ！？」
漸くこの一大事に気がついたナルト。皆の居場所を聞き出すために、朝から二人してバタバタと騒がしくしながら急いでおばさんを探し出す。するとおばさんは案外すぐに見つかって、とある一室で編み物をしており、側にはイナリくんも一緒にいた。
『おはようございますおばさん！イナリくんも！！』
「あのさ！あのさ！みんなは？」
「あ！二人とももう起きたの？今日は先生が二人ともゆっくり休めって言っ…」
すると突然、おばさんの言葉を最後まで聞かずに、猛スピードで先程の部屋に戻って行ったしまったナルト。突然の理解不能なその行動と、どんどん時間が過ぎていくという焦りがごちゃごちゃに混ざりあって頭が軽く混乱する。
『え！？ちょ、ナルトどこ行くの！？…ってそうじゃなくて！！えーっと…そう！おばさん！カカシさんたち何処に行ったか分かりませんか！？』
「え？せ、先生達なら、多分今日は父さんと一緒に橋に行ってる筈だけど…」
『橋ですね！？分かりました！ありがとうござ……
………って、え？橋？』
…それを聞いた瞬間、私の中の時間の流れがピタリと止まった。
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アイ(プロフ) - 作品を読んで感動しました！作品を参考してよろしいですか？？ (2020年11月20日 21時) (
レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
色葉(プロフ) - トッシーさん» あっあっああああありがとうございますすすすす！！！滅茶苦茶嬉しいです！頑張ります！！ (2017年11月20日 21時) (レス) id: 53b50fa5d1 (このIDを非表示/違反報告)
トッシー - さっさっさっささささ最高です！超応援してます！頑張ってください！ (2017年11月20日 19時) (レス) id: 7be352b008 (このIDを非表示/違反報告)
色葉(プロフ) - nasoraさん» どわーっ！！？めちゃくちゃうれしいです！！本当にありがとうございますー！！(((o(*ﾟ∀ﾟ*)o))) (2017年11月12日 8時) (レス) id: 53b50fa5d1 (このIDを非表示/違反報告)
nasora - いつも楽しく見てます！とても面白いです！がんばってください！私もうこの話のファンになっちゃいましたw！ (2017年11月11日 20時) (レス) id: e0ca1ca558 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：色葉 | 作成日時：2017年10月8日 13時
