第167話 ページ38
「えーと言うわけで今日の任務は終了ーっ解散」
「えっもう終わり！？まだ朝の十時だぞ！？」
波の国の任務から暫くが経った頃。再び私達はただただひたすらにDランク任務をこなしていくという日々に追われていた。
因みに私からすれば、もう二度とあんな目に会うのは真っ平ごめんだったのでまあこれでも十分充実した日々を送れているんですけどもね。
「最近ショボい任務ばっかじゃん！Sランク任務はいつだ！！」
「Sランク？フンッウスラトンカチが」
「何言ってんの！私たちまだ下忍なんだからね！」
…そうだそうだ、サクラの言う通りだ。ナルトてめぇはいつもいつも厄介ごとの種しか撒かねぇんだからよ…ちっとは黙っててくれマジで。
しかしナルトはそんなサクラの言葉も無視して、
「もっとこう…シュババッ！ガッ！バキィッ！と…」
「あーないない。じゃ、はーいかいさーん」
すると案の定、カカシさんもまたナルトの言うことを無視してそそくさと何処かに行ってしまった。てかシュババッ！って何？シュババッ！って。小学生かお前は。
…にして変だな。なーんかこの話の流れ、どっかで見たことがあるような……
…！もしかしてまた何か強敵が…！？
そう思いバッと一人身構えるも、敵なんて誰も出てこなかった。何やってんだ自分…
「ぐぬぬぬぬ…」
「ってわけだから！サスケ君今日こそ二人きりでぇ〜」
「オレは帰る」
『…私も』
「ちょっち待てィ…」
サスケ同様、せっかく任務も早く終わったことだしさっさとうちに帰って終おうと思っていたのも束の間、急にナルトが私達を引き留めた。
「オレ達でもやれるSランク任務がひとつだけあるってばよ…」
「？」
…こいつ、まーた何かしょーもないこと考えてんなぁ……めんどくさいからさっさと却下し……
「幾度となく失敗し続けたオレ達だけの任務…
カカシ先生の素顔を見ることだってばよ！」
…………ほあっ？
ナルト貴様……今、なんと？
"あの"カカシさんの素顔を……見るだって？？？
ちょっおまっ………
そんな……そんなことがっ………！！！
「敵の最高機密を…暴くのだ」
『おい、ナルト……』
「？」
許されるとでもォ…………ッッッ！！！
『その話………
乗った』
思うに決まってんだろ常識的に。
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アイ(プロフ) - 作品を読んで感動しました！作品を参考してよろしいですか？？ (2020年11月20日 21時) (
レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
色葉(プロフ) - トッシーさん» あっあっああああありがとうございますすすすす！！！滅茶苦茶嬉しいです！頑張ります！！ (2017年11月20日 21時) (レス) id: 53b50fa5d1 (このIDを非表示/違反報告)
トッシー - さっさっさっささささ最高です！超応援してます！頑張ってください！ (2017年11月20日 19時) (レス) id: 7be352b008 (このIDを非表示/違反報告)
色葉(プロフ) - nasoraさん» どわーっ！！？めちゃくちゃうれしいです！！本当にありがとうございますー！！(((o(*ﾟ∀ﾟ*)o))) (2017年11月12日 8時) (レス) id: 53b50fa5d1 (このIDを非表示/違反報告)
nasora - いつも楽しく見てます！とても面白いです！がんばってください！私もうこの話のファンになっちゃいましたw！ (2017年11月11日 20時) (レス) id: e0ca1ca558 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：色葉 | 作成日時：2017年10月8日 13時
