第491話 ページ2
それから数日後、カカシさんが言った通りサスケが里を経った。
サクラは勿論カカシさんも私も門の前まで見送った。きっとナルトもどこかでサスケの事は見送っているはずだ。
旅立つ直前もサスケは相変わらずサクラに塩対応.....かと思われたが、どうやらサスケも少しずつ、サクラに心を開いて言ってるみたい。
おかげでサスケとサクラのデコトンイチャラブシーンをこの目で見ることができたのだから。うん、尊い。
「行っちゃったねー.....サスケ」
「うん.....」
そしてそれからまた数日たったとある休日、私は久しぶりに休暇を取ることのできたサクラと新しく出来た喫茶店でお茶をしていた。
「.....でも、サスケくんも今は里の為に動いてくれてるんだし.....私も頑張らないと...」
「.....そうだね。二人は仲良しさんだもんね」
「なっ...からかわないでよ！」
「いった！」
ニヤニヤしながらそう言ってサクラをからかうと、満更でも無い様子で私の肩をバシッと叩かれた。シンプルに痛い。
ジンジンと痛む肩を擦りながら再び会話を続ける。
「...でもさー、あの戦争以来サスケもそうだけどナルトもちょっとずつモテ始めてるよねー」
「確かに...たまにだけど病院でもそんな噂聞いたことある.....にしても...まさかあのナルトがねー」
「ね！びっくりだよね〜...まあ里の英雄だもん。そりゃモテますよ」
「そうかしら。中身はバカなまんまじゃない」
「恋は盲目って言うしね、どこかの誰かさんみたいに」
「...なによ」
「べっつにぃ〜？」
.....しかし、この時調子に乗ってサクラを弄ったことを、後に私は後悔することもなった。
「.....じゃあそういうあんたはどうなのよ？」
「んあ？」
「何とぼけてんのよ、カカシ先生のことに決まってるでしょ！」
「...うわ〜火の粉飛んできた.....」
「あんた達のとこはなにか進展ないわけ？」
「だからぁ〜進展も何もあの人とはそんなんじゃないって.....」
相変わらずこの手の話題になるとキラキラと目を輝かせるサクラ。それに比べてこういうむず痒い話が苦手な私は、言葉は勿論、体にまでスライムのように力が入らなくなる。会話する気力を失った私は、思わず頬杖をついた。
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千 - 続き嬉しいです！カカシ先生尊い…。 (2020年5月26日 8時) (
レス) id: 1380412b8e (このIDを非表示/違反報告)
透羽-とわ-(プロフ) - ここまでイッキ読みしてしまいました〜！カカシ先生が尊い！！これからも更新頑張ってください！！ (2020年5月24日 23時) (レス) id: 71f7d12171 (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - BORUTOのコクリと夢主が付き合ってる設定の小説も書いて欲しいです (2020年5月24日 20時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - 続編おめでとうございます！！続きがとても気になります！！！カカシ先生大好きなのでこのお話大好きです。更新頑張ってください (2020年5月24日 1時) (レス) id: 373120d77d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：色葉 | 作成日時：2020年5月24日 0時
