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夢がまし月夜 ページ3





少女は眠っている。
止血はしたし、死ぬことはないだろう。
少女に気休め程度の毛布を被せてやった。


朝焼けの空、徹夜した昨日。
疲れはてた俺は、それこそ死体のように眠った。


明日のことは考えたくない。
夢ならばよかった。
このまま時間が止まってしまえばいいのに。
明日なんて来なければいいのに。



そんな俺を置いて、朝日は昇って月は消える。



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作者名:Zum x他1人 | 作者ホームページ:無いっス。  
作成日時:2024年1月6日 14時

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