色 付 く 世 界 で。【煉獄杏寿郎】

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『 捜査に来てたんですね… 』



「 うむ、昨年ここで祭りが開催された時に行方不明者が多数出たらしくてな. 」





紗江さんが気を使ってくれて、近くの甘味処で話をすることになった.





「 一度に多数の人が消えているから鬼の可能性は高い.
Aも、夜は気をつけて欲しい 」



『 分かり、ました 』





祭りで人も集まることから、その状況を鬼は狙うのだろう…



ゾッと背筋が凍った.










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「 ……あのぉ… 」





話にキリが着いた時、おずっと小さく手を挙げる、密璃さん.
(甘味処に向かいながら簡単に自己紹介し合いました.)





蜜璃さんも柱だと聞いて驚きました.


そして、桜餅をたくさん食べているので驚いてます.






「 お、お２人はどのような関係なのでしょうか…
も、もしかして恋仲ですか！？ 」





キャーと赤らめた頬を両手で覆っている.





「 むｯ！？ 」『 こ、恋仲ｯ！？』





杏寿郎さんと声がハモった.





また紗江さん言われた時と同じように、顔に熱がこもる.





『 こ、恋仲…という関係ではなくて… 』





そうなの！？と落胆する蜜璃さん.





「 ……友人と呼ぶべきなのだろうか 」





友人、


杏寿郎さんの言葉にズキンとした痛み伴った.







「 お友達だったのですね！素敵だわ〜 」





キュンキュンしちゃうわ〜と微笑んでいる.





『 …はい 』





ズキンズキンとした、鈍く重たい痛みが治まってくれなかった.





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