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リハが終わるといつものようにメンバーの三人とグダグダせずに、真っ先にタクシー捕まえ、いつものBARへ向かった。
流石にアポ無しで家に伺うのは迷惑だし、失礼だろう。
もし、BARで会えなかったらまた連絡を取り付けて、きちんと会えばいい。
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BARに入ると見慣れた黒髪ロング、そして美しい横顔。カクテルを飲む姿。
その女性がふと、こちらを見て、大きな瞳を見開いた。
(あ……。)
アーモンド型の大きな瞳と目が合った。
『千羅さん。』
千「Aさん、お疲れ様です。」
『……なんで?』
千「ん?会いたいって言ってたやろ?」
そう言ってニヤッと口角を上げれば、Aさんは顔を真っ赤にして俯いた。
彼女なりの必死の甘えだったんだろう。
普段は冷徹で高嶺の花と言っても誰もが頷くような彼女が千羅の前でだけこんなにも初々しくて可愛らしいなんて益々自分だけのものにしたくなる。
大きな瞳も。艶のある黒髪も。
程よく大きい胸も。細くて長いその指も。
全て
千「話したい事あるんやけどええ?」
『……うん。』
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お砂糖(プロフ) - マリンさん» 返信遅くなりすみません(;;)ありがとうございます!! (2019年11月17日 23時) (レス) id: b2caf16498 (このIDを非表示/違反報告)
マリン - 完結お疲れ様でした!他の作品も楽しみにしてます! (2019年11月9日 7時) (レス) id: 6f6628a406 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:a。 | 作成日時:2019年11月4日 3時